3月のW杯欧州予選POまでにキエーザ完全復活なるか イタリア...の画像はこちら >>

リヴァプールでチャンスを増やしたいキエーザ photo/Getty Images

POへベストメンバーを揃えたい

来年3月、イタリア代表は2026W杯欧州予選・プレイオフに臨む。まずは3月26日に北アイルランド代表とのプレイオフ準決勝を戦い、それに勝った場合はウェールズVSボスニア・ヘルツェゴビナの勝者との決勝だ。



イタリアは2018、2022と2大会続けてW杯出場を逃しているだけに、さすがに3大会連続の予選敗退は許されない。3月のプレイオフはイタリアサッカー界のプライドに懸けても負けられないものとなる。

当然ながらベストメンバーを揃える必要があるが、『Football Italia』が完全復活に期待をかけているのがリヴァプールFWフェデリコ・キエーザだ。

キエーザはEURO2020の優勝に貢献したアタッカーだが、リヴァプール移籍後は出番が激減。今も途中出場がほとんどで、先月の代表マッチウィークでもイタリア代表メンバーから外れている。

しかしイタリアサッカー界にとってキエーザは貴重な戦力であり、また28歳を迎えているキエーザにとっても今は重要な時期だ。同メディアはプレイオフを含め、2026年がキエーザにとって勝負の1年になると注目している。

まずリヴァプールでは、今月よりエジプト代表FWモハメド・サラーがアフリカ・ネイションズカップに参戦するためチームを離れる。キエーザにとってはチャンスであり、同メディアもアピールしてほしいと期待をかける。

「ここまでキエーザが途中出場からインパクトを残していることを考えると、サラー不在時にキエーザの出場時間が増えると予想できる。厳しい冬のスケジュールの中で先発のチャンスもあるかもしれない。キエーザがプレイオフに出場するかは謎で、監督のガットゥーゾが彼を代表に招集するかも未定だ。
しかしリヴァプールで調子を上げたなら、ガットゥーゾが彼を招集しないなんてことは考えづらい」

「これはキエーザがアズーリへ戻るための道のりであり、チャンスを掴んだなら無駄にしてはならない。もし彼がプレイオフで召集され、W杯出場権獲得に貢献できれば、来夏にはW杯本番でプレイする彼の姿が見られるかもしれない。アズーリには出場権を掴むだけの力があるはずで、キエーザがそのキーマンになるかもしれない」

ワイドな位置から仕掛けられるキエーザは今のイタリア代表にとって貴重なピースとなるはずで、今のイタリアでは少ないタイプのアタッカーと言える。これまで何度もキエーザ完全復活が期待されてきたが、プレイオフまでにアピールできるだろうか。

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