CL制覇、CWC準優勝、“クラブ史上最多49勝”も挙げたPS...の画像はこちら >>

PSGは2025年に大きな成功を収めた photo/Getty Images

今季は負傷者が出ながらも白星を稼げている

今節FCメスを3-2で撃破したパリ・サンジェルマンは、これが2025年の49勝目だった。データサイト『Opta』によると、これはPSGにとって年間史上最多の勝利数となる。



今年はチャンピオンズリーグ制覇も経験し、クラブW杯でも決勝に進出するなど、クラブにとって特別な1年だった。CLを含む3冠を果たした2024-25シーズンのパフォーマンスも見事だったが、今季に入ってからは続出する怪我人に対処している点が特長的だ。

昨季の活躍からバロンドールを手にしたFWウスマン・デンベレも負傷が続いており、ブレイクを果たした20歳のFWデジレ・ドゥエ、MFファビアン・ルイス、右サイドバックのアクラフ・ハキミといった選手たちも怪我で離脱してきた。

現在国内リーグでは首位をRCランスに譲っているが、負傷者を出しながらRCランスと1ポイント差の2位につけているPSGの戦いぶりは評価されるべきだろう。

今節のメス戦では17歳のセネガル代表FWイブラヒム・エンバイェ、18歳のフランス人FWクエンティン・ンジャントゥが先発し、39分にエムバイェのアシストからンジャントゥが得点を記録。若手の育成力もPSGの見逃せない部分だ。

負傷者が出る中、若手の成長を促しながら勝ち点を稼いできたのは見事だ。後半戦からベストメンバーが揃えば、PSGは今季もCL優勝候補の一角となるはずだ。



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