ホスト国として2026W杯を戦うアメリカ photo/Getty Images
代表OBデンプシーが期待
開催国としてアメリカ代表は2026W杯で上位へ進めるだろうか。
昨年はホスト国ながらコパ・アメリカ2024でグループステージ敗退に終わるなど暗い空気が代表を包んでいたが、代表OBのクリント・デンプシー氏は徐々に期待感が広がってきたとW杯を楽しみにしている。
アメリカが自信をつけてきたのは、最近の親善試合で結果が出ているからだ。その自信をつけるうえで、日本代表も少し貢献してしまった。日本は今年9月にアメリカと親善試合を戦い、0-2で敗れている。
アメリカは10月にもエクアドルとは1-1、オーストラリアには2-1で勝利。11月はパラグアイ(2-1)、ウルグアイ(5-1)と連勝を記録した。
加えてデンプシー氏は今夏のゴールドカップで準優勝に輝いたことも大きいと評価。新たな選手をテストする中、準優勝の結果をポジティブに受け止めている。
「ゴールドカップでは選手たちが本当に闘志を燃やしているのが分かった。ベストパフォーマンスではなかったが、ポチェッティーノ監督の下で新顔を多く招集し、様々なプレイスタイルを模索していた。選手たちは互いのために闘っていたね」
「選手たちがピッチ上でより質の高いプレイ、自信を見せ始めているように感じる。果敢に挑み、攻撃でより危険な存在となり、そこから多くのゴールを奪えている。ベストの23名が揃い、そこから誰がスタメンになるのか楽しみだよ。
アメリカは2026W杯のグループDに入り、初戦でパラグアイ、2戦目はオーストラリア、3戦目は欧州プレイオフ・パスC勝者(トルコ・スロバキア・コソボ・ルーマニア)との対戦だ。欧州プレイオフ枠のチームによっては難しいグループとなるが、突破が不可能な顔ぶれというわけではない。この抽選結果はアメリカにとって悪くないはずだが、首位通過から勢いに乗れるか。

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