宮本優太は浦和への復帰が決定(画像はイメージ) photo/Getty Images
3位フィニッシュの京都を支えた
浦和レッズは23日、DF宮本優太が期限付き移籍から復帰することを発表した。
2022年に流通経済大から浦和に加入した宮本は現在26歳。
京都で安定した出場時間を確保した宮本は2025シーズン、リーグ戦では33試合に出場。最終的に3位でリーグ戦を終えた京都のディフェンスラインで欠かせない役割を担い、1年を通して素晴らしいパフォーマンスを見せた。
約3年ぶりに浦和への復帰が決まった宮本はクラブの公式サイトにて次のような意気込みを語った。
「3年ぶりに、このクラブへ復帰することになりました。まずは、再びこの場所に戻ってくることができたことを、心からうれしく思います。今の自分には、たとえ微力であっても、浦和を変える力があるのではないか。そう信じ、この決断をしました」
「2年間、クラブの外から浦和を見てきました。それは、中にいたときには決して見えなかった景色でした。その中で改めて感じたことは、浦和というクラブはやはり勝ってこそのチームだということです。勝って浦和を証明する。浦和を証明して勝つ」
「ファン・サポーターのみなさま、選手、監督・コーチングスタッフ、そして浦和を愛する浦和ファミリーのみなさまと共に、再び頂点を目指せるよう、一日たりとも無駄にせず、初日から全力で取り組んでいきます。
また宮本は2シーズン過ごして京都への感謝もクラブの公式サイトにて話している。
「2年間、本当にありがとうございました。京都に来る前の自分は、『自分とは何なのか』が分からず、前を向くことも、サッカーに対する情熱も失いかけていました。そのような中で、曺さんとのご縁があったとはいえ、移籍が実現したことに対し、強化部の皆様をはじめ、フロントスタッフの皆様には感謝の気持ちしかありません。ここで過ごした2年間は、私の人生においてかけがえのない時間となりました。自分ひとりの力では、ここまで這い上がることはできなかったと思います」
「これまで経験したことのない挑戦をする中で、決して良く思われなかったこともあったかもしれません。それでも、応援してくださるファン・サポーターの皆様、支えてくださったスタッフの方々、そして共に戦った選手たちのおかげで、自分は大きく成長することができました。選手である以前に、人として大切にすべきものを改めて認識できた2年間でした。2025シーズンは、目標としていた優勝には届かず悔しさも残りましたが、新しい歴史に名を刻むことができたことを、心から嬉しく思っています。この広いようで小さな世界の中で、いつかまた必ず皆様とお会いできる日が来ると信じています。その際は、またよろしくお願いいたします。

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