ドイツの名門ハンブルガーSVでスキャンダル!? 取締役の退任...の画像はこちら >>

ハンブルガーSVを退任したクンツ氏 photo/Getty Images

突然だった退任発表

ブンデスリーガと国内カップ戦のDFBポカールでともに3回の優勝経験があるハンブルガーSVは、かつては高原直泰や酒井高徳も所属していたドイツを代表する名門だ。

そのハンブルガーSVがスキャンダルで揺れている。

今月2日、同クラブはシュテファン・クンツ取締役の契約解除を突如として発表した。「家庭の事情」ということしか理由は明かされていなかったが、ドイツ紙『Bild』によればクンツ氏から性的嫌がらせ(セクシャルハラスメント)を受けたとの告発がクラブで働く二人の女性職員からあり、これが契約解除に繋がったという。

ハンブルガーSVの内部で実施された聞き取り調査の中で、女性職員はクンツ氏から卑猥な言葉を繰り返し言われ、さらに性的行為も要求されたと主張。その後の追加調査の結果、クラブの上層部は女性達の告発の信憑性は高いと判断し、契約解除の決断を下したと『Bild』は伝えている。

自分達が告発したと特定されることを女性職員達が心配しているため、ハンブルガーSVは告発内容の詳細をクンツ氏には明かしていないが、クンツ氏は性的行為の強要はなかったと主張しているという。今後訴訟に発展する可能性もある。

また、今回の件について取材を申し込んだ『Bild』に対してハンブルガーSVは以下のように回答している。

「先日のシュテファン・クンツ氏の退任に関心が集まっていることは理解できる。しかしながら我々は、クンツ氏が昨年12月31日に家庭の事情から退任を申し出たということだけに発言を留めておきたい。現在クラブの内部で幾つかの問題が取り上げられているが、人権保護の観点からそれらを公にすることは差し控えたい」

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