「ヴィニだけのせいじゃない。それはチーム全体の責任だ」 ベル...の画像はこちら >>

レアルでゴールを量産するムバッペ photo/Getty Images

ファンに理解を求める

レアル・マドリードはラ・リーガ第20節をレバンテと対戦し2ー0で勝利をおさめた。しかし、この試合の話題をさらったのは試合前の大ブーイングだ。

スーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝でバルセロナに敗戦後、シャビ・アロンソが監督を退任し、その後行われたアルバロ・アルベロア新監督の初陣となった国王杯ラウンド16で2部のアルバセテにもまさかの2ー3で敗戦したことで、ファンのフラストレーションが爆発。ホームのサンティアゴ・ベルナベウで自チームに対して大ブーイングが行われた。

中でも大きな非難の的となったのはシャビ・アロンソと軋轢があったと報道されてきたヴィニシウス・ジュニオールに対してだった。この混沌としたスタジアムで起きた出来事についてキリアン・ムバッペはチャンピオンズリーグのモナコ戦の前に行われたインタビューで言及したと『AS』が伝えている。

ムバッペは今回のブーイングについて「理解できる。サッカー選手になる前は若者だったし、不満があると選手を批判したり、スタジアムに行ったらブーイングしたりした。理解できるよ、だって僕たちはうまくやっていないからね」とし、「チームとしてうまくいっていないが、ピッチ上でこれを変えるだけの力を僕たちは持っている。マドリディスタが僕たちに敵対しているとは思わない。今腹を立てているだけで、きっとまた僕たちを応援してくれると信じている」と語った。

その上で、ヴィニシウスに対してより大きなブーイングがおきたことについて「これはヴィニだけのせいじゃない。チーム全体の責任だ」と理解を求めている。

「これはヴィニだけのせいじゃない。
チーム全体の責任だ。ファンに言うべきことはそれだけだ。チーム全体をブーイングしてほしい。我々はそれを受け入れるべきだ、それが仕事だから。分かっている。でも、特定の選手を責めて『彼のせいだ』と言うべきじゃない。全員の責任だ。マドリードは時にそういうこともあるが、変えなければならない」

また、シャビ・アロンソ前監督についても触れ、今回の騒動で退任した後にも話し合ったことを明かしている。

「すべてが起こったあとにも僕は彼と話しあった。彼とは良い関係にある。人生についても話し、彼をサポートしたいと思っていた。彼への愛情は変わらないが、人生とはそういうものだと思う。
私は、シャビへの愛情と同じ愛情を持って、新しい監督であるアルベロアを支えなければならない。それがトップサッカー選手の人生だ。これはクラブの決定であり、尊重すべきものだと思う」

今回の騒動の間に2つの国内タイトルを失ったが、それでもCLのタイトルもまだ残されており、リーグタイトルも今節でバルセロナが敗戦したことで勝点差は1に縮まった。絶対的エースであるムバッペの活躍と新監督アルベロアの手腕に期待がかかる。

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