27歳DFが帰らぬ人に ポルトガルで起きた悲劇、試合中に心肺...の画像はこちら >>

医療体制の早急な整備が求められる Photo/Getty Images

突然の別れ

モンカラパチェンセに所属するDFナシュール・バセムが、イモータルとのカップ戦に出場中、試合開始27分に突如として倒れ、そのまま息を引き取った。現地メディアによると、死因は心肺停止とされており、突然の死に衝撃が広がっている。

『MARCA』が報じている。

『Record』が報じたクラブ副会長の話によれば、ナシュール・バセムはベンチ付近で体調不良を訴えた直後に意識を失ったという。スタジアムの医療チームが即座にAEDを使用した蘇生措置を行い、約18分後に到着した救急隊が病院へ搬送したが、懸命の救護も虚しく死亡が確認されたという。これを受けて試合は即座に中止となり、再開されることはなかったようだ。

同選手はこれまで、ポルトガルの名門スポルティングやブラガの下部組織で研鑽を積み、マリティモなどのクラブを渡り歩いてきた実力派のディフェンダーだった。今後、死因を詳しく特定するために検死が行われる予定だが、現場には適切な医療体制が整っていただけに、救えなかった命の重さにフットボール界全体が沈痛な面持ちで報じている。

アスリートの心臓疾患の問題はこれまでも議論されてきたが、彼のような悲劇を二度と繰り返さないためにも、より高度な医療体制の整備が急務であると改めて痛感させられる。

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