シティ130件違反疑惑で王座剥奪か ユナイテッドらへのタイト...の画像はこちら >>

違反疑惑があるシティ Photo/Getty Images

審判の日が迫る

プレミアリーグのリチャード・マスターズCEOが、マンチェスター・シティの財務規約違反疑惑に関する調査状況について言及した。ロンドンでの公聴会終了後も詳細は明かされていないが「司法プロセスが迅速に機能することを望む」と述べ、判断が近い可能性を示唆したという。

違反件数は当初の115件を上回る130件に達するとも報じられており、有罪となれば勝ち点剥奪やリーグ追放、さらには過去タイトル剥奪に至る重罰の可能性が指摘されている。『Daily Express』が伝えている。

財務専門家キーラン・マグワイア氏は、エヴァートンなどの前例を踏まえれば、9年間に及ぶ違反への制裁は「勝ち点40~60剥奪」が妥当と分析する。これは実質的な強制降格を意味する処分だ。さらに『Topskills Sports UK』は、追放となった場合のシナリオとして、2017-18シーズンや2020-21シーズンの優勝が2位のマンチェスター・ユナイテッドへ、その他年度はリヴァプールへと遡及的に授与される可能性を指摘。前例のない王座譲渡が現実味を帯びているようだ。

深刻なのは降格後の受け皿問題である。報道ではEFLが受け入れに否定的姿勢を示しているとされ、有罪確定の場合は5部相当のノンリーグからの再出発を強いられる可能性が浮上している。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「解決を待つ」と静観の構えを崩していないが、法的手続きは今季終了直後にも大きく動く見通しとされる。アーセナルやリヴァプールが補償を求める動きも取り沙汰され、巨額賠償へ発展する可能性も指摘されている。

仮に厳罰が科されれば、競技面への影響は計り知れない。主力選手の去就や契約条項の発動など連鎖的な変動も想定され、シティの運命は欧州フットボール全体の勢力図を揺るがす問題へ発展しかねない状況だ。
判断の行方に注目が集まっている。

編集部おすすめ