ユナイテッド救世主は「儀式」と「NGワード」で覚醒? ミニョ...の画像はこちら >>

マンチェスター・ユナイテッドのラメンス Photo/Getty Images

グローブに魔法をかける30分

マンチェスター・ユナイテッドのゴールマウスに平穏をもたらした23歳の新星、センヌ・ラメンス。1810万ポンドという移籍金で加入し、不安定だった守護神問題に終止符を打ったラメンスには、誰もが耳を疑うような試合前のルーティンがあったようだ。

『SPORTbible』が伝えている。

元イングランド代表ベン・フォスター氏の番組に出演したラメンスは、試合前日に新品のグローブを練習場の「ジャグジー」に30分間浸すと告白。名手フォスター氏すら「そんな話は聞いたことがない」と絶句させた。

この「入浴儀式」は、かつてリヴァプールなどで活躍した同郷のシモン・ミニョレ氏から伝授された秘策だという。新品特有の硬さを取り除き、驚異的なグリップ力を引き出すための知恵だが、ラメンスはチームミーティングの間だけグローブを湯船に預け、自らは入らないという徹底ぶりだという。

こだわりはグローブだけに留まらない。試合前に「クリーンシート」という言葉を口にすることは、不吉な予兆を招くとして家族の間ですら禁じられている。こうした独自のルールを一つひとつ積み上げることで、彼はオールド・トラッフォードという巨大なプレッシャーに晒される舞台でも、微塵も揺るがない精神状態を構築しているのだ。

グローブを温めることで勝利への嗅覚を研ぎ澄ませるその姿は、かつての職人気質な守護神たちの系譜を継いでいるようにも見える。

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