ベッカム超えの“魔法の右足” ブルーノがユナイテッド新記録1...の画像はこちら >>

ユナイテッドでプレイするブルーノ Photo/Getty Images

歴史を塗り替える

マンチェスター・ユナイテッドの主将、ブルーノ・フェルナンデスが今季、プレミアリーグで16個目のアシストを記録し、あのデビッド・ベッカム氏が長年保持してきたクラブ記録を更新。稀代のプレイメーカーとして、オールド・トラッフォードの歴史にその名を刻んだ。

年間最優秀選手の最有力候補との呼び声も高く、低迷期を支え続けた「鉄人」が、最高の形で報われようとしている。

アストン・ヴィラ戦後に『Sky Sports』のインタビューに応じたフェルナンデスは「記録よりも仲間を助けられたことが誇らしい。誰かに喜びを与えるのは最高の気分だよ」と、どこまでも謙虚な言葉を並べた。ベッカム氏の15アシストという数字は、黄金時代に達成したものだったが、それを今のチーム状況で上回った事実は重い。

今季のブルーノは、単なるアシスト王の候補に留まらない。年間最優秀選手の最有力候補として、リーグ全体にその支配力を知らしめている。本人は「個人的な偉業よりも、シーズン終了時にトップに立っていることこそが最大の目標だ」と強調するが、ユナイテッドが上位争いを繰り広げられるのは、彼の右足が魔法をかけ続けているからに他ならない。

一本のパスで局面を打開し、味方のゴールを演出するその精度は、今や欧州でも比肩する者がいないレベルに達している。

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