今夏のW杯開幕戦スタジアムで事故 メキシコ×ポルトガル戦で観...の画像はこちら >>

スタジアムの改修後のオープンが花火で祝われた Photo/Getty Images

W杯の歴史上、重要なスタジアムだ

国際親善試合、メキシコ代表とポルトガル代表の一戦は0-0のスコアレスドローに終わった。この試合の前に、スタジアムで死亡事故が起きていた。



『Reuters』によると、ある男性ファンが2階のVIP席から壁を伝って1階へ降りようとし、転落したという。警備によると、男性は泥酔状態だった。

事故が起きたエスタディオ・バノルテは、今夏のW杯の開幕戦となるメキシコ×南アフリカの一戦が行われる予定となっているスタジアムだ。アステカ・スタジアムとも呼ばれ、大会に向けて大規模な改修を終えたばかり。かつてアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナが「神の手」「5人抜き」を披露した場所としても知られ、W杯の歴史上でももっとも象徴的な場所のひとつだ。1970年、1986年大会の開幕戦が行われた場所でもあり、今夏の大会で史上3度目の開幕戦が行われる初めてのスタジアムとなる。

メキシコシティ検察庁は、事故について以下のように声明を発表している。

「メキシコシティ検察庁は、3月28日土曜日、メキシコ代表チームの親善試合前にバノルテ・スタジアム内で発生した死亡事故について深く遺憾に思います。事故当初から司法長官事務所の職員、法医学専門家、警察官が現場に駆けつけ、必要な捜査を開始しました」

「現場は封鎖され、安全が確保されたのち、犯罪科学、写真撮影、法医学の専門家によって証拠が収集されました。さらにスタジアムとその入り口の監視カメラ映像の分析、および居合わせた人々の証言収集が進められており、これは事件の経緯を正確に再現し、潜在的な責任を明確にすることを目的としています」

「死因を確実に特定するため、また転落時の個人の身体状態を明らかにするため、法定の死後検査手続きが進行中です」

なお、死亡事故は試合の開催に大きな影響を与えず、試合は予定通り開催。試合前には花火を伴った大規模なショーが開催されている。

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