GK大国となったスペインは“失点阻止率トップ”のジョアン・ガ...の画像はこちら >>

バルセロナGKジョアン・ガルシア Photo/Getty Images

シモンへの信頼は厚いが

スペイン代表は国際親善試合でセルビア代表と対戦。3-0と勝利を収めた。

FWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)は2得点を決め、チームはやはり今夏のW杯の優勝候補筆頭であると再認識させる結果を残している。

しかし注目されたのは攻撃陣だけではないと『The Athletic』は伝えている。今回の代表ウィークで、スペインのルイス・デ・ラ・フエンテ監督はついにバルセロナGKジョアン・ガルシアを初招集しており、出場に期待がかかっていたためだ。しかし結局、出場したのはいつも通りウナイ・シモン(アスレティック)であり、ガルシアはベンチにも入ることがなかった。

これまで常にシモン、ダビド・ラヤ(アーセナル)、アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)の3名が招集されていたスペイン代表だが、今回デ・ラ・フエンテ監督はガルシアを含む4名をメンバーに加えた。このことからも、本大会の候補と考えていることは間違いない。

『The Athletic』は、ガルシアの「失点阻止率」のデータが1.7と4人中トップであることを指摘した。これは簡単に言えば実際に失点した1点につき、本来であれば1.7点を失うと予想されていたことを意味する。これは欧州5大リーグで最高の数値であり、シモン、ラヤ、レミロはいずれも1.0という数値となっている。つまり数値上、ガルシアは他の3名を大きく上回っている。

試合後、デ・ラ・フエンテ監督は会見で今回のGKの選考について質問された。「彼ら4人はゴールを守るうえで確実な存在なので、何の疑いもない」「彼らはお互いに支え合い、チームとして行動している。
これほど才能豊かなゴールキーパー陣を擁していることを喜ばなければならない。ゴールキーパーの役割に変更を加えるのは別問題だ。特別なポジションなので、大きな変更を加える必要はないと思う」と、少しはぐらかすような答えを返している。

世界最高の中盤が称えられるスペイン代表だが、今やGK大国とも言える陣容となった。本大会に連れて行くのは3名となるはずだが、デ・ラ・フエンテ監督は最終選考前最後の試合となるエジプト戦でガルシアを起用することになるか、そして本大会では誰が外れるのか、注目が集まる。


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