イングランドも下し、W杯優勝7カ国に勝利した日本 中国メディ...の画像はこちら >>

イングランドに勝利した日本代表 Photo/Getty Images

イングランドは初めてアジアのチームに敗れる

現地時間3月31日にウェンブリースタジアム行われた日本とイングランドの試合は1−0で日本が勝利した。この勝利は日本代表にとって、そしてアジア勢として初の快挙となった。



このニュースは世界各国で報じられ、中国でもそれは話題となった。中でも『捜狐』は「W杯優勝7チームを撃破!日本代表、5連勝でワールドカップ制覇を狙う。中国代表は隣国から何を学ぶべきか?」という見出しで記事を紹介。これにてワールドカップを制覇した7カ国に勝利。そんな日本から何を学べられるのかという点が、中国サッカーファンや関係者の関心を集めているようだ。

日本はワールドカップで優勝国した8カ国のうち、イタリアを除く7カ国に勝利したことになる。今回は聖地「ウェンブリースタジアム」でイングランドに無失点で勝利。この結果に同メディアは「日本代表はもはや強豪に挑む『挑戦者』ではなく、世界のトップチームと互角に渡り合える『強豪』へと成長した」と評価しており、「このチームが見せた戦術的な規律、精神力、そして決定的な局面でチャンスをものにする能力は、既に世界トップレベルのチームにふさわしい資質を備えている」と伝えている。

そんな歴史的快挙を成し遂げた日本サッカーについて「隣国である日本が驚異的なスピードで世界の頂点へと突き進む一方で、中国サッカーは停滞している。中国代表は一体日本から何を学ぶべきなのか」という議題が上がり、3つの点を紹介。まず一つに日本サッカー協会(JFA)が掲げる「100年構想」について触れており、90年代から一貫した育成戦略を磨き続け、技術重視のスタイルを根付かせているところに注目。「彼らは1990年代に体系的なユース育成システムを確立し、テクニカルなプレースタイルを堅持し、数十年にわたりそれを丹念に磨き上げてきた」と紹介していた。


続いて欧州での経験と活躍。近年多くの日本人選手が欧州へと渡っており、そこで得た経験が代表強化につながっていると指摘。対して中国の選手は未だに中国国内リーグでレギュラーの座を確保するのに苦労しているとし、「ハイレベルなリーグでスキルを磨くことで、中国代表は真の意味での飛躍を遂げることができるだろう」と言及した。

そして精神論。今回のイングランド戦でも見られた強豪相手でも臆さない姿勢を評価しており、「ブラジル、ドイツ、イングランドといった強豪を相手に、日本代表は決してひるむことなく戦いに臨んだ。むしろ彼らは勇敢かつ果敢に戦い、揺るぎない決意で戦術を実行した。この『果敢に戦う』精神こそ、中国代表が長らく欠いていたものだ」と指摘した。

中国は今回のワールドカップ最終予選で日本に0−7、中国ホームの試合で1−3と敗れ、3勝7敗の5位で予選敗退となった。サッカーは中国国内でも人気のスポーツで、2002年以来のワールドカップ出場を夢見るファンも多い。そんな自国代表に対し、「『ワールドカップ出場を目指す』というスローガンの下で繰り返し失敗するのではなく、隣国が歩んできた道を真剣に見つめ直すべきだ。追いつこうと努力しなければ、日本サッカーとの差は世界ランキングで数十位どころか、時代をも超えるほどの大きな溝となってしまうだろう」と記した。

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