スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
9月21日(日)の放送では、近所の小さな神社への参拝をためらってしまうというリスナーからのメッセージに、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之 「小さな神社」を怖がる人へ…参拝で一番大切な“心構...の画像はこちら >>

江原啓之



<リスナーからの相談>
私はなぜか学生の頃から神社が好きで、綺麗に手入れされている神社や、人が集まる神社にはよく足を運びます。ただ、近所にある稲荷神社など、小さく祀られている神社には、お参りするのに少し抵抗があります。近所の神様だし、感謝を込めてお参りしようかな、と思うのですが、いざ鳥居の前に立つと怖気付いて引き返してしまいます。何かアドバイスをいただければ幸いです。

<江原からの回答>
まず、近所にあって、その神社が小さいとか関係なく、氏神様かどうかです。氏神様は役所のように、必ずその土地その土地にいます。

新たに切り開いたような街では、神社や氏神様がいないような土地がたまにありますが、各都道府県の神社庁に問い合わせると、近くの氏神様を教えてくださったりします。

相談者さんの話に戻りますが、近所の神社が氏神様である場合、そこが氏神様だから、お参りすることが良いことだと思います。氏神様だとすると、それはお参りするべきなんです。

もし、小さくてなんとなく抵抗感があるというのならば、自分で少しでも綺麗にしたりする務めがあると思います。よく、「薄暗くて、お参りしたくないな」と言う人がいますけど、「自分が綺麗にすべきだ」と私は言います。

「何を言っているんだろう?」と思うんです。
すごい傲慢だなと思う。薄暗くて嫌だからとか、「あそこは神様がいる、いない」などと言うおかしな人がいますが、そうじゃなくて、自分たちがちゃんと綺麗にお祀りすることによって、その柱が成り立つわけなんです。

私は、やっぱりそういった人生の姿勢が影響すると思います。傲慢に、上から目線で、お参りする・しない、ここは神様がいる・いない、ではなくって、神様にちゃんと柱として成り立っていただくように、私たちがするべきなんです。

そして、もう1つの考え方としては、氏神様ではないのなら、お参りしなくても良いのです。「誰でも彼でもお参りしろ」というのも違うと思います。

私も犬の散歩で、氏神様以外にも神様が祀られている場所を毎日通ります。そういった時、私は犬の散歩をしながら、横を通りがかりながら「こんにちは」と挨拶をします。お参りというのは、「こんにちは。お世話になっております」というふうにすれば良い。

だから私は、「通らせていただきます」と、毎朝そういうふうにしています。無視するのか、お参りするのか、ではなく、そういう愛がないと。
愛に反応し、共鳴するものですから。
江原啓之 「小さな神社」を怖がる人へ…参拝で一番大切な“心構え”とは?

奥迫協子、江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「所作のすべては生き様をあらわします」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
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