今回の放送では、シンガーソングライター・meiyo(メイヨー)さんがゲストに登場。アーティスト名の由来などについて語ってくれました。
こっちのけんと、meiyoさん
meiyoさんはロックバンドのドラマーとして音楽活動をスタート。2015年より「ワタナベタカシ」名義でソロ活動を開始、2018年に「meiyo」に改名。2021年夏、楽曲「なにやってもうまくいかない」をTikTokに投稿したところバズを巻き起こし、ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。2022年はTikTokで30億再生を記録したasmi「PAKU」、NHK総合「Venue101」にて結成されたかまいたち・濱家隆一さんと生田絵梨花さんのユニット・ハマいくの「ビートDEトーヒ」など提供曲が次々とヒット。中毒性や哀愁のあるポップなメロディと、今の時代を生きる人たちの心情を汲み取った歌を届け続けています。
◆“meiyoらしさ”が生まれた転機は
――この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。meiyoさんの1つ目のモーメントは「2008年 ドラムを叩き始めた」、2つ目のモーメントは「2015年 ワタナベタカシとして歌い始めた」でした。
こっちのけんと:それでは、meiyoさんのその後の人生における、3つ目のモーメントは?
meiyo:「2020年頃 “meiyoっぽい曲”を作るようになる」です!
こっちのけんと:面白い表現だなあ(笑)。そもそも、meiyoという名前に変わったのは2018年ですよね?
meiyo:そうですね。当時、「ワタナベタカシ」を売ろうという時期があって、一緒にやろとて言ったチームの人が名前を「meiyo」と決めてくれたんです。
こっちのけんと:そうなんですか!? ちなみに、名前の由来ってあります?
meiyo:当時、カメラマンの方が付けてくれて、その人が何を考えていたかまではわからないのですが、中国語で「メイヨウ (没有)」は「無い」という意味なんですね。「有」って言葉が入っているのに「無」、そのひねくれ具合がいいなって思っていたみたいで。それが名前になった感じです。
こっちのけんと:たしかに、タカシさんにはmeiyoっぽさがあって、逆に言えばタカシさんっぽさがないんですよね(笑)。
meiyo:そうなんですよね(笑)。でも、音楽を始めたのは2008年で、名前を変えるまではずっと「タカシ」として活動していたから、当初は違和感もありましたね。
こっちのけんと:その後にコロナ禍が始まった頃ですよね。当時はどんな活動をされていましたか?
meiyo:meiyoとして始まって、最初の2年間ぐらいはワタナベタカシと変わらないことをしていました。でも、コロナ禍の直前ぐらいに、僕的にすごくいい曲ができたんです。バンドっぽい曲で、ワタナベタカシの集大成みたいなものができたんです。でも、それがまったく聴かれることはなく(笑)。
こっちのけんと:ええ~!
meiyo:落ち込んだんですけど、「この曲はいっぱい聴いてほしいけれど、そのためにはもっと有名にならないといけない」と思って、当時売れていた楽曲や洋楽を聴くようにしました。
こっちのけんと:そうなんです。
meiyo:そこで初めてmeiyoになった気がしましたね。
<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT