山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。
今回の放送は、土屋礼央(つちや・れお)さんが登場! 9月1日(月)発売のエッセイ「捉え方を変えてみたら大抵の事が楽しくなった僕の話」(主婦の友社)について伺いました。

RAG FAIRのブレイクから紆余曲折の芸能人生…土屋礼央が...の画像はこちら >>

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、土屋礼央さん



◆土屋礼央の芸能人生は…

れなち:土屋さんは誕生日の9月1日に、自身10冊目となるエッセイ「捉え方を変えてみたら大抵の事が楽しくなった僕の話」(主婦の友社)を出版されました。

土屋:実は今回、初めて違う出版社からオファーをいただきまして。僕が「レジェンドの目撃者」(NHK BS)というプロ野球のレジェンドの方からお話を伺う番組のMCをやっていまして、(出版社の方が)そのMCっぷりを観ていて“目上の人に対して懐に入るのが上手なのに、失礼な感じもないのはなぜだろう? こういう生き方に憧れるな”って思ったんですって。そこからオファーをいただいて本を書くことになりました。

れなち:この本のなかにもいろいろ書いてありますけど、なんだか楽しそうに仕事をしていますよね。

土屋:そう言ってくださるんですよ。

れなち:それって、芸能人としてすごく理想的じゃないですか?

土屋:そうなのかな?

れなち:だって、芸能人でも息苦しそうに、大変そうに仕事していたら、そこまでかっこよく見えないというか。感情移入したり、共感するところはあるかもしれないけど、“表に出る人間なら明るく輝いていてほしい”みたいなところもあるじゃないですか。

土屋:そうだね。でも、俺が世の中に出たのは25年近くも前だし、当時いきなりオリコンでワンツー(※)をとって、その年のNHK紅白歌合戦にも出て。
※アカペラボーカルグループ・RAG FAIRとして2002年に2枚同時リリースしたシングル「恋のマイレージ」と「Sheサイド ストーリー」が、オリコン週間チャートで1位・2位を独占

れなち:すごい!

土屋:でも、そこからは、売上でいうとスキー場のジャンプ台ぐらいずっと下り坂なわけ。
だから、自分としては“登っていく喜び”みたいなことをずっと感じられずにきているから、冷静に考えるとそんなに楽しくないというか、ずっと苦しんできたんだけど、それだと、1回きりの人生だし、もったいないじゃないですか。

だから、どうしたら楽しめるかを必死に考えながら“こうやっていこう!”っていうふうに生きてきたから、それを「楽しそうですね」って言われることはうれしいなって思います。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
番組公式X:@darehanaTFM
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