その節約はもう古い？お金持ちから学ぶ「令和の節約」 (2020年1月29日)

お金持ちの人は、金銭的な余裕があるから節約なんてしない…と思ってはいませんか？たとえお金に余裕がある人でも、節約意識は日ごろからしっかりと持っています。ただし、やみくもに節約をしているわけではありません。むしろ、「やるべき節約ではない」と感じる手段には手を出さず、本当に意味のある節約に取り組んでいる傾向があります。では、お金持ちはどのような節約を嫌い、どういったお金の使い方を好んでいるのでしょうか。うまくやりくりをしてしるお金持ちに、詳しく聞いてみました！■お金持ちが嫌っている節約とは？さっそく、お金持ちが好まない節約方法を聞いてみましょう。その根拠もあわせてチェックしてみてくださいね。・「大容量バッテリーのスマートフォンや大型家電商品、食料品の大きいサイズなど、『とにかく大きいものを選んだほうがお得』という節約志向は避けています。たしかに量だけで見ればお得なのかもしれませんが、必要以上の量なら無駄になってしまうので。それなら、多少割高でも自分が必要としている量やサイズの商品を選んだ方が、結果的に節約になっているはずです」・「商品やサービスを選ぶ際は、値段ではなく『自分に合っているか』を基準に考えるよう心がけています。値段を重視してばかりの節約は、『安い文房具で揃えたらすぐに壊れてしまった』『安物のアクセサリーを買ったけれど、やっぱり気に入らない』なんてことになる可能性がありますからね。以前使ってみて不満がなかった安い日用品は愛用し、長期間使用するファッションアイテムは気に入ったものを選ぶなど、お金のかけどころを意識しています」・「他の人が関係しているものに関する節約はタブーだと思っています。たとえば、ご祝儀やプレゼント、ちょっとした手土産など。これらを節約してしまうと、自分の価値まで下がってしまうような気がするんですよね。相手の印象に残りやすい場面だからこそ、節約のことは忘れて相場に見合った金額を基準に考えるようにしています」■お金持ちが好む「お金の使い方」お金持ちたちは、一歩先を見据えることにより「お得にならない節約」を避けているようです。では、反対に「かえってお得になるお金の使い方」も見てみましょう。・「高級ブランドのバッグや腕時計などは長く使えるので、奮発して購入することがあります。価値が上がり続けているブランドを選べば、希少価値が上がる可能性も高いですからね。私がかつて購入したブランドのバッグも、今では購入時の倍以上の値段が付いています。まだまだ使えるので、いずれ娘が使うことを踏まえるとお得な買い物をしたと思います」・「習いごとや資格取得など、自分磨きに関する費用はしっかりと確保していますよ。テキスト代や受験料、講習代などの出費は伴いますが、そのぶんスキルアップのチャンスを得られます。出世や昇格に繋がれば、結果的に収入が上がるかもしれませんからね。とはいえ、漠然と『将来必要だと思うから、勉強しておく』ではなく、直近で必要となるスキルや仕事の幅が広がることなど、目的をもって取り組んでいます」・「仕事のモチベーションが上がる趣味は、昔からずっと大切にしています。多少の出費は発生しますが、そのぶん仕事に打ち込めるので無駄遣いではないはず。適度にストレスを発散していれば、イライラが溜まって一気に浪費してしまうリスクも抑えられますよ」■まとめお金持ちたちは「本当に意味のある節約」に取り組むことで、お金が貯まりやすい環境を自分たちで整えていることが分かりました。結果的に損をしてしまうような節約は嫌い、コストパフォーマンスの高い商品や見返りのある出費には、積極的に取り組んでいるのです。みなさんも、これを機にご自身の節約意識を見直してみてはいかがでしょうか。無駄だと思って我慢していた項目を改めて考えると、「欲しいものを我慢していたせいで、他の安物をたくさん買っていた」「収入アップの可能性を逃していた」と気が付くかもしれませんよ。

その節約はもう古い？お金持ちから学ぶ「令和の節約」

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