アクティブなシニアが増え、老後を満喫している姿もよく見られるようになっています。今現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、例年とは違う生活スタイルになっているでしょう。

でも収束後の楽しみもあるようです。



ソニー生命保険㈱が行った「シニアの生活意識調査2020( https://www.sonylife.co.jp/company/news/2020/nr_200911.html )」をもとにシニアの考えを見ていきます。



■シニアの楽しみ、半数近くが「旅行」



ソニー生命保険㈱が行った「シニアの生活意識調査2020」の中で「現在の楽しみ」を質問したところ、「旅行」と回答した人が最も多くなり、全体では43.4%、男性では43.6%、女性が43.2%との結果が出ました。



他の楽しみでは、女性で見た場合「テレビ/ドラマ」を挙げた人が41.8%にのぼり、27.4%となった男性よりも多くなっています。



コロナ禍で「孫出費」は減少?シニアの生活意識の変化とは

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現在の楽しみについて(出典:ソニー生命保険㈱の調査より)



COVID-19の外出自粛でテレビやドラマを見る機会が増え、改めて面白さを感じたのかもしれません。まだまだ感染の恐れがあることも、家でのんびりとテレビを見て過ごしたいシニア女性の割合に影響していると思われます。



■楽しみのための出費額はいくら?



自分の楽しみのために、どのくらい出費をしているのでしょうか。



「旅行が楽しみ」と回答したシニア434名が1カ月間に旅行に使っているお金は、全体で2万4,000円、男性は2万1,000円、女性は2万8,000円となりました。



女性の方が旅行に対して出費を惜しまずに、旅先での楽しみを満喫しているようです。



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楽しみのために使う金額について(出典:ソニー生命保険㈱の調査より)



また現在の楽しみで約3割が「グルメ」と回答しています。グルメに対する月の出費は全体で1万3,000円、男性は1万5,000円、女性が1万2,000円との結果が出ています。



■シニアの孫出費は年間で11万円以上



孫のためにお金を使ったシニア(291名)に「孫のためにどんなことでお金を使ったのか」と聞くと、1位は「おこづかい・お年玉・お祝い金」で75.0%、2位が「一緒に外食」で46.6 %、3位が「おもちゃ・ゲーム」の40.6%となりました。



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孫のためにお金を使ったことについて(出典:ソニー生命保険㈱の調査より)



孫出費に年間でいくら使っているのかを聞いてみると、最も多くなったのが「5万円~10万円未満」で27.1%、次いで「3万円~5万円未満」が16.9%、「10万円~20万円未満」が15.8%となりました。



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1年間で孫に使った金額について(出典:ソニー生命保険㈱の調査より)



平均では11万2,715円となりましたが、これまでの調査では、2017年が11万6,059円、2018年が12万8,269円、2019年が13万1,334円と上昇傾向にあったのが、2020年は減少に転じたことになります。



COVID-19の影響で孫と会う機会が減っているのかもしれません。



■孫と一緒にしたいことは?



孫がいるシニア(320名)が、孫とどんなことをしたいのかというと「外食」が最も多く全体で55.6%、次いで「旅行」が49.7%、「会話」が46.9%となりました。会話に関しては、遠くに住んでいる場合にはなかなか会えないことも理由かもしれません。



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孫と一緒にしたいことについて(出典:ソニー生命保険㈱の調査より)



また男性と女性で差が出た項目がありました。「スポーツ・運動」は男性が22.2%だったのに対して、女性は6.3%、「料理・お菓子作り」は男性が2.1%でしたが、女性は15.3%となっています。



それぞれの得意分野で孫との時間を過ごしたいとの気持ちが浮き彫りになったようです。



■まとめ



健康で元気なシニアは、旅行やグルメ、健康、孫のためなど「物」ではなく「こと」にお金を使っていることもうかがえます。今後も元気なシニアは増えていくでしょうから、シニアでも楽しめる旅行プランやグルメなどがもっと増えてくるかもしれませんね。



【参考】

「シニアの生活意識調査2020( https://www.sonylife.co.jp/company/news/2020/nr_200911.html )」  ソニー生命調べ



調査対象:全国のシニア(50歳~79歳)の男女
調査期間:2020年8月3日~8月4日の2日間 
有効サンプル数:1,000名
調査方法:インターネットリサーチ
調査協力会社:ネットエイジア
※調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がある





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