「うまい、はやい、やすい」のキャッチフレーズで親しまれる吉野家。吉牛(よしぎゅう)の愛称でも知られる牛丼チェーンのパイオニア的存在です。
豚丼やカレー(※編集部注)など、看板商品の牛丼以外のメニューの開発にも力がそそがれており、ラインナップも盛りだくさん。そして、味ではなく「ボリューム・サイズ」展開の豊富さも嬉しいですね。
今回は、つゆだく・ねぎだくなど「だく」メニューの中から、「肉だく牛丼」にフォーカス。
「お肉多めってことは分かるけど、“アタマの大盛”とはどう違うの?といった疑問なども解きながら、おいしくレポートしていきます。
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■【吉野家】肉だく牛丼とは
さて、今回ご紹介する「肉だく牛丼」。吉野家の公式ホームページでは、
”もっと肉を食べたい人の要望に応えた禁断のトッピングが登場!”と紹介されています。
禁断のトッピングとはこれまた食欲と妄想をかきたてる表現。
イメージを膨らませながらお店に向かい、実際に肉だく牛丼を食べてきました!
肉だく牛丼をオーダー!

写真:LIMO編集部
お店では、通常の牛丼と一緒に、牛小鉢を添えて提供されます。なるほど…禁断のトッピングとは、「牛小鉢」だったわけですね。肉をしっかり食べたい人には嬉しいメニューです。
■【吉野家・肉だく牛丼】「アタマの大盛り」とは、どう違う?
さて、吉野家の「お肉多めメニュー」としてまず思い浮かぶのは、アタマの大盛かもしれません。
アタマの大盛とは「お肉が大盛でご飯は並盛り」のサイズです。もともと築地一号店の常連さんの中で裏メニューとして存在していましたが、その評判や噂が広がり2013年に正規メニューに昇格。
「肉だく牛丼」と「アタマの大盛」のお肉の量についてお店の方に質問してみたところ、
「肉だく牛丼の方が、アタマの大盛よりもお肉の量が多い」とのこと。
同じご飯の量でも、お肉の量は「並盛<アタマの大盛<肉だく牛丼」の順番で多くなる、という結論ですね。
カロリーで調べてみても、牛丼並盛が635kcal、牛丼アタマの大盛が724kcal。
肉だく牛丼のカロリーは公表されていませんが、「牛丼並盛635kcal+に肉だく(牛小鉢)130kcal」で単純計算すれば、並盛で765kcal程度となりそうです。
続いて料金(税込)も比較してみました。牛丼並盛(426円)<アタマの大盛(547円)<肉だく牛丼並盛(599円)となっており、お肉の量と価格は連動しています。
ふつうの「牛丼」ではご飯の量に対して肉の量はそこまで多くないので、調整しながら肉を食べないと、ご飯が余ってしまう可能性があります。
しかし、肉だく牛丼ではご飯が余る心配が減りますので、お肉を思う存分楽しむことができそうですね。サイドメニューやトッピングを駆使しながら堪能しましょう。
■【吉野家・肉だく牛丼】肉だくを120%楽しむ方法!
肉だくの魅力はなんといってもその肉の量です。
そこで今回は、2度牛丼を楽しむことができるとっておきの食べ方を紹介します。
■最初はお新香を乗せて
最初はさっぱり「お新香」で!

写真:LIMO編集部
まずは、さっぱりとお新香を乗せてひと口、ふた口味わってみましょう。
■ネギを入れて「オトナ牛丼」も
吉野家のサイドメニュー「ねぎ玉子」は、ねぎと玉子が別鉢で提供されます。「ねぎ玉子」をオーダーし、まずはねぎだけを乗せて食べてみます。
オトナの味覚なら、ネギもいい感じ!

写真:LIMO編集部
ちょっと辛めで大人の味になりますね。
■最後は、玉子+ネギで「ねぎたま牛丼」に
〆は「ねぎたま」でもステキ

写真:LIMO編集部
ねぎのピリッと感と歯ごたえを味わったら、そこに玉子も投入。マイルドな味がたまらない「ねぎたま牛丼」になります。
■【番外編】納豆オンthe牛丼
なかには、納豆を投入する個性派も。納豆好きの方はトライしてみては?
「つゆが染み込む納豆ご飯」を味わうもよし、牛小鉢を乗せてもよし。

写真:LIMO編集部
■さいごに
吉野家の「肉だく牛丼」をご紹介しました。
シンプルにお肉の量に満足するだけではもったいない!トッピングのチョイスや牛小鉢を乗せるタイミングなども、肉だく牛丼を楽しむポイントとなるでしょう。
肉だく牛丼をカスタマイズしながら、じっくりと味わってみましょう。
■参考資料
- 吉野家「肉だく牛丼」( https://www.yoshinoya.com/menu/gyudon/nikudaku-gyu-don/ )
- 吉野家「牛丼」( https://www.yoshinoya.com/menu/gyudon/gyu-don/ )
- 吉野家「メニュー別・栄養成分・アレルギー物質一覧」( https://www.yoshinoya.com/pdf/allergy/ )