2022年もまだ6月というのに、関東をはじめとした地域ではすでに30度越え。
じめっとして、気温も高く、マスクをしている人もかなり息苦しいという方も多いのではないでしょうか。
一方で、家にいてエアコンをつけないと過ごせないという人がほとんどかと思いますが、電気代が上がったことで、家計が気になるという方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな環境下の中、注目しておきたい日本株についてまとめていきます。
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■1. エアコン銘柄
今年の夏は、猛暑になりそうというだけではなく、「電気代が気になってしょうがない」という方も多いのではないでしょうか。
家電の中でもエアコンは、メーカーさんの努力で年々省エネが実現している商品といえます。
最近は半導体(マイコン)不足もあり、夏の電気代が気になるという方の中には「すでに買い替えた」「取り換え待ち」という方もいるかもしれません。
日本のエアコンメーカーは世界で活躍する企業ですので、日本の猛暑だけが業績に影響するわけではないですが、国内の売上高が増えると単体の利益へのインパクトは期待できるものとなるでしょう。
- 1.1 ダイキン工業(6367)
- 1.2 富士通ゼネラル(6755)
■2. その他節電家電銘柄
最近は、エアコンだけではなく、扇風機・送風機・サーキュレーターといった家電も併用して使用しているご家庭も多いのではないでしょうか。
- 2.1 ツインバード工業(6897)
- 2.2 ドウシシャ(7483)
- 2.3 山善(8051)
■3. 家電量販店
エアコンは単価の高い家電製品であります。
また、節電家電は商品単価はエアコンほどではなくとも、今年の電気代を想定して、価格帯手の届きやすい節電家電にこれまで以上に注目が集まり、販売数量が成長する可能性もあります。
家電量販店は全国展開をしているところが多いですが、地域差があるので、猛暑の地域の小売店の販売に勢いがつく可能性があります。
- 3.1 エディオン(2730)
- 3.2 ビックカメラ(3048)
- 3.3 コジマ(7513)
- 3.4 ケーズホールディングス(8282)
- 3.5 ヤマダホールディングス(9831)
■4. 飲料メーカー
「暑いときはビール」という方も多いのではないでしょうか。
また、「アルコールは体が熱くるなので、麦茶とかお茶に限る」という人もいるかもしれません。
- 4.1 アサヒグループホールディングス(2502)
- 4.2 キリンホールディングス(2503)
- 4.3 サントリー食品インターナショナル(2587)
- 4.4 伊藤園(2593)
■5. まとめにかえて
3月決算の会社の株主総会も目白押しです。
今年の猛暑を向けて、業績がどう推移するのか気になるところです。
株式市場は米国も含めて不安定な状況が続いていますが、2022年7-9月期の業績からは目が離せません。