政府は、インフレ対策の一環として、節電に協力した家庭へのポイント支給を検討しています。



すでに猛暑が厳しい今日、節電効果と数千円のポイント支給は家計の一助となるかもしれませんね。



物価高や歴史的円安の報道を受けて、節約や資産運用について考える機会が以前よりも増えたことと思います。



とはいえ、世の中の流れとは関係なく常にお金が逃げていく人もいます。



今回は、元証券会社員の筆者から「お金が逃げていく」人の共通点について3つご紹介します。



■日本人の貯蓄額の平均はどれくらいか



総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯の貯蓄は以下の通りとなります。



元証券会社員が教える「お金が逃げていく」共通のNG行動3選。貯金・財産を増やすコツも伝授

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」



  • 貯蓄現在高の平均値:1880万円
  • 貯蓄保有世帯の中央値:1104万円

あくまで全世代の平均値や中央値となるため、より詳しく世代ごとに見てみましょう。



■働く世帯の「年齢別貯蓄現在高」



  • 20代(~29歳)・・・414万円
  • 30代(30~39歳)・・・774万円
  • 40代(40~49歳)・・・1134万円
  • 50代(50~59歳)・・・1846万円
  • 60代(60~69歳)・・・2537万円
  • 70代以上・・・2318万円

貯蓄平均額が最も高いのは60代で2000万円超となります。退職金や老後生活のための蓄えも影響していると考えられます。



このように、世代ごとで年収やライフステージによって貯蓄できる額も変わるため、あくまで参考程度にしましょう。



■「お金が逃げていく」人の特徴



では、今回の本題である「お金が逃げていく」人の特徴を3つご紹介したいと思います。



■無駄遣いをする人



お金を大切に使わない人は、お金から嫌われてしまいます。



毎月収入には限りがあるため、貴重な収入源は計画的に使いましょう。



無駄遣いをする人は、なんとなくお金を使っている可能性があります。

できれば、家計簿アプリなどで収支を管理することをおすすめします。



その際、固定費と自由費、さらに洋服代や娯楽費など細かく予算を決めていれば、使いすぎることを防げるでしょう。



■優柔不断である



優柔不断な人は、大事なときに決断が遅れてしまったり、判断を間違えたりする可能性があります。



また、自分で決められないがゆえに、他人に決断を委ねることもあるでしょう。



優柔不断の原因は、自分で判断する「軸」を持ち合わせていないことが考えられます。



人生は決断の連続です。何かを判断する「軸」として、まずはメリットやデメリットを自分なりに情報収集することをクセづけましょう。



このように、自分なりに情報収集して考えた上で決断すると、納得度も高く後で迷うことも少なくなります。



■ネガティブである



ネガティブな思考の人は、お金に対してもネガティブな印象を持ちやすいです。お金は汚いもの、お金の管理は大変、お金のことは難しいなど。



お金はあくまで目的ではなく、手段の一つです。お金を貯めたり増やしたりした後、将来どんなことに使いたいかポジティブに考えてみましょう。



自分の将来をよりよくする手段としてお金を捉えれば、結果的にお金に好かれる人になっていくでしょう。



■貯金・財産を増やすコツ3選



ここからは、貯金・財産を増やすコツを順番にご説明していきたいと思います。



■お金を増やすコツ1. 収支を見直す



まずは、収支の見直しから始めましょう。



毎月いくら収入があり、いくら何にお金を使っているのか記録することをおすすめします。支払うものや支払い方法など、浪費の原因が見つけるはずです。



次に、固定費や自由費の予算を決めて、固定費の中には、毎月の貯金額も組み入れます。生活費を過度に圧迫しない無理のない金額を設定してみましょう。



■お金を増やすコツ2. 先取り貯金をする



毎月の貯金額を決めたら、先取り貯金をしましょう。



収入や支払いと同じ口座に残っている貯金は、いつでもすぐに引き出せてしまいます。より使いづらくするためにも、貯金用口座を作りましょう。



収入が入ったらすぐに貯金用口座に先取り貯金できれば、自然と貯金されていきます。このように、貯まる仕組みづくりを一度作ることができれば、意識せずとも貯金することができます。



■お金を増やすコツ3. 資産運用をする



すでに貯金がある人や、先取り貯金の予算がある人は、資産運用を検討してみましょう。数千円や数万円の少額積立投資でできる制度はたくさんあります。



たとえば、今話題の「つみたてNISA」や「iDeCo」には税制優遇があります。



メリットやデメリットを調べてみて自分に合っている場合は、初めての資産運用として利用してみるのもよいでしょう。



ただし、自分が理解できない運用方法や、大儲けを期待した運用方法は、お金が逃げていくため避けましょう。



■まとめにかえて



お金が逃げていく人の特徴として、いかがでしたでしょうか。



あてはまる部分がある人は、今からでも少しずつ直してお金に好かれる人を目指しましょう。



■参考資料



  • 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2021年(令和3年)平均結果―(二人以上の世帯)」( https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2021_gai2.pdf )
編集部おすすめ