2022年も7月に入り、コロナ感染者数が増えています。



現在流行しているオミクロン株では、重症化リスクは少ないとは言われているものの、ワクチン接種者でも罹患の可能性はあります。



夏季休暇の計画とコロナ対策に迷う方も多いですよね。状況をみて、適切に行動をしたいものです。



夏季休暇等のレジャーでは、こうした健康管理とともにお金の管理が重要になります。しっかり貯蓄できる人と散財してしまう人には、どのような違いがあるのでしょうか。



今回は元証券会社社員から、「貯蓄が下手な人」に共通する行動を3つ解説していきます。



いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。



■日本人はいくら貯蓄しているのか



総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」より、まずは二人以上世帯の貯蓄を確認しましょう。



元証券会社社員が語る「貯蓄下手の人」共通のNG行動3選。いくつあてはまるか今すぐチェック

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」



二人以上世帯の貯蓄現在高は1880万円で、貯蓄保有世帯の中央値は1104万円となります。なお、年間収入は平均633万円となっています。



貯蓄現在高と年間収入はいずれも10年前に比べ、わずかながら増えているようです。



■「貯蓄が下手」な人の特徴



では、今回の本題である「貯蓄が下手」な人の特徴を3つご紹介したいと思います。



■「貯蓄が下手」な人の特徴1. 何にいくら使っているかわからない



現在の収支を把握していないという人は、貯蓄は難しいでしょう。



まずは、手取りから、家賃や光熱費などの固定費が毎月いくらかを把握しましょう。

次に、自由費としていくら何に使っているかを家計簿アプリなどで管理することをおすすめします。



クレジットカード払いにしてアプリと紐づけできれば、自分が使いすぎているものが何か、ひと目でわかります。

もし、毎月出費が収入よりもオーバーしてもなんとかやりくりできているという人は、貯蓄を自然と取り崩しているはずです。

貯蓄部分になるべく手を付けないように、毎月の収支を管理するクセをつけましょう。



■「貯蓄が下手」な人の特徴2. 口座を一つしか持っていない



銀行口座を一つしか持っていない人は、貯蓄と生活資金が混同します。そのため、生活資金用と貯蓄用に銀行口座を分けることをおすすめします。



貯蓄がある程度貯まったら、今度は資産運用も視野にいれてみましょう。直近の生活費3ヵ月~6ヵ月程度を貯蓄用口座に残して、しばらく使わないお金は証券口座に移します。



このように、貯蓄用口座と資産運用の証券口座に分かれると、さらに資産管理や目的が明確になります。



あくまで短期間で大儲けを狙うというより、長期間でじっくり増やしていくつもりで、資産運用を活用しましょう。



■「貯蓄が下手」な人の特徴3. 余った金額で貯金しようとしている



お金が余ったら貯金しようという場合は、貯金額にバラつきが出ます。

余らなければ一向に増えないため、貯金額は安定しません。



そのため、貯金額は固定費として毎月の収支に組み入れましょう。いわゆる先取り貯金です。



先取り貯金の管理をするためにも、前述のように口座は一つではなく最低でも二つ持っておくと便利でしょう。



■初心者の人が押さえておきたい資産運用のポイント



貯蓄がある程度できて、資産運用をこれから始める人へ押さえておきたいポイントを3つご紹介します。



■資産運用のポイント1. 長期積立運用



資産運用を始める場合、大きな金額で一括投資ではなく、小さな金額で毎月投資しましょう。

投資の対象である金融商品の価格は、毎日大きく動きます。そのため、一括投資の場合は高値で買う可能性もあれば、タイミングを狙いすぎてなかなか踏み出せない可能性もあります。



一方、毎月積立投資する場合は、自動的に投資する設定を使えば価格が高い時も安い時も一定金額投資されます。

このように投資するタイミングを分散させると、購入単価が平均化され、日々の値動きの影響を受けにくくなるのです。



■資産運用のポイント2. 世界株式への分散投資



投資対象は、世界株式型の投資信託を選ぶようにしましょう。



投資信託とは、運用対象や売買の判断などをすべてプロにお任せできる金融商品です。

世界情勢に応じてどの国のどんな会社に投資をするかは、プロが投資判断をしてくれます。



個人の投資家は、ただ資金を預けて運用をお任せしているだけで、世界経済の成長の果実を受け取ることができるのです。



ただし、投資信託の中でも運用が優れているものと、そうでないものがあります。投資信託を選ぶときは、過去の運用実績を確認するようにしましょう。



■資産運用のポイント3. 複利



複利とは、運用で得た収益を元本にプラスして再び投資することをいいます。



たとえ長期運用でも利益が出る都度取り崩していたら、長期で見ても大きくは増えません。一方、利益が出ていても取り崩さずに再投資すると、複利の効果で元本がどんどん大きくなります。



とはいえ、運用がうまくいくと嬉しくて売却する人や、使ってしまう人が多いのが事実です。できれば運用資産はないものとして、本当に必要なときまで放置しておくことをおすすめします。10年後や20年後、忘れた頃に大きく増えているかもしれません。



■まとめにかえて



貯蓄が下手な人の特徴、いかがでしたでしょうか。



当てはまる場合は、できる部分から改善していきましょう。



現金貯金ができている人は、資産運用も取り入れて効率的に貯蓄を増やしていけるといいですね。



■参考資料



  • 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」( https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2021_gai2.pdf )
  • 総務省統計局「家計調査(貯蓄・負債編)二人以上の世帯 詳細結果表 2021年」( https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20210&month=0&tclass1=000000330007&tclass2=000000330008&tclass3=000000330009&result_back=1&tclass4val=0 )
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