ドル/円急落、111円台前半!10月は円高の始まり?
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今日のレンジ予測

[本日のドル/円]上値メドは112.65下値メドは110.30

ユーロ側代表としてブレグジット交渉にあたってきたバルニエ氏、実は「アンチユーロ派」。移民政策をEUからフランスに取り戻す国民投票の実施を掲げ来年のフランス大統領選に出馬表明。

 30日(木曜)のドル/円は「円高」。高値112.08円、安値111.24円、1日の値幅0.84円。 
月末、四半期末、そして米国会計年度末のこの日は111.93円からスタート。円安は引き続き勢力を保ち、2日連続で112円台に乗せると欧州時間に112.08円をつけて昨年2月以来の高値を更新。2020年高値の112.22円にあと一歩と迫りましたが、ここは空気が薄く、早々に後退。NY時間夕方には111.24円に下落。終値は111.28円(前日比▲0.70円)


 米長期金利上昇のスピードに警戒感がでる一方で、米国の「債務上限」問題もドル高にブレーキをかけました。9月30日が期限だった政府機関の閉鎖は、12月3日までの「超短期」つなぎ予算を可決して回避。もし公衆衛生機関が閉鎖となればコロナ対策などにも深刻な遅れがでるおそれがありました。


 しかし、10月18日には国債発行で借金できる上限に達し、米政府が破綻してしまう「債務上限」の期限の問題は残っていて、今のところ解決の糸口は見えません。


 バイデン大統領の政策の目玉といえる超大型インフラ投資計画に対して、同じ民主党のマンチン上院議員から金額を1.5兆ドルまで減額したいという提案がありました。マーケットが期待している4.5兆ドル(1兆ドルのインフラ投資と3.5兆ドルの歳出)に比べるとかなりさびしい金額になりそうなことや、民主党内部の不和が嫌気されたこともドルの足を引っ張りました。なお、米国債務上限問題とインフラ投資計画の易しい解説は、9月29日為替Walkerのこちらをご覧ください。


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