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米国の主要3大株価指数とは?の画像はこちら >>

米国には次の三つの主要株価指数があります。

その説明が間違っているのは①~③のどれ?


  • ダウ工業株30種平均:米国の優良企業30社で構成された株価平均型の指数
  • S&P500種指数:米国市場に上場する世界中の優良企業500社の時価総額加重型の指数
  • ナスダック総合指数:米国ナスダック市場に上場するハイテク株、バイオ株などで構成された時価総額加重型の指数。米国以外の企業も含まれる
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ヒント


 

株価指数には株価を平均して算出するものと時価総額を基準に計算するものがあります。また、米国企業のみか、米国で上場している海外企業も含むかどうかの違いもあります。


 

解答


 

2:S&P500種指数:米国市場に上場する世界中の優良企業500社の時価総額加重型の指数


株価指数には、株価平均型と時価総額加重型があります。株価平均型は、ダウ工業株30種平均や日経平均株価のような、株価の高い値がさ株の影響が大きいです。一方、時価総額加重型は、株価×発行済み株式数(もしくは市場で取引される浮動株式数など)で算出されるため、時価総額の大きな大企業の影響力が強くなります。S&P500種指数、ナスダック総合指数の他にも東証株価指数(TOPIX)などが時価総額加重型です。これらのことから、①は正しいと言えます。また、ナスダック総合指数には、オランダの半導体メーカー・ASMLホールディング(ASML)や英国の製薬会社アストラゼネカ(AZN)のようにナスダック市場に上場する海外企業も含まれるため、③も正解です。よって、②が間違いです。S&P500の採用企業500社は米国企業のみに限定されています。


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(トウシル編集チーム)

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