日経平均株価が5万円台を大きく突破、個別株も昨年来高値更新銘柄が続出する中、この波に乗れていない個人投資家も多いです。「今から買っても間に合いますか?」という相談に対して、筆者の回答をまとめてみました。
日本株高にうまく乗れていますか?
日本株の上昇が続いています。日経平均株価は年明けに、2025年11月につけた高値5万2,636円87銭を突破し、1月14日(水)には5万4,487円32銭の史上最高値をつけました。また東証株価指数(TOPIX)は2025年11月以降、日経平均株価より強い動きとなり、こちらも年明け1月15日には史上最高値3,674.71をつけました。
2025年4月のいわゆる「トランプ関税ショック」での安値から2026年1月16日(金)までの日経平均株価・TOPIXの変動と上昇率は次の通り、通常はなかなかない大きなものとなっています。
- 日経平均株価
2025年4月7日:3万0,792円74銭
2026年1月16日:5万3,936円17銭
上昇率:75.2%
- TOPIX
2025年4月7日:2,243.21
2026年1月16日:3,658.68
上昇率:63.1%
さらには個別銘柄も昨年来高値更新銘柄が続出しているだけでなく、大手商社株など史上最高値更新銘柄も目立っています。
しかし、こうした日本株高にうまく乗れているか?というと、そうでもない個人投資家も意外と多いのが事実です。
本当によくある相談「今から買っても間に合いますか?」
株高にうまく乗れていない個人投資家の多くは、このように思います。
「この上昇に今からでも乗らないと、さらに乗り遅れてしまう!」
その一方で、こんな気持ちも生じるでしょう。
「今から買ってもこの上昇に乗れるだろうか?」
「買った後株価が下がってしまったらどうしよう…」
この二つの感情が揺れ動く結果、決断できずにいます。そのため、筆者のもとにも「今から買っても間に合いますか?」という相談が数多く舞い込んでくるのです。株式投資に詳しい人ならきっと明確な回答をもらえる、と。
しかし残念ながら、筆者自身もこの質問に対する明確な回答は持ち合わせていません。その理由は、「将来の株価がどうなるか分からないし、予想しても当たらない」からです。
「これから買っても間に合いますか?」とは、言い換えれば「ここからまだまだ株価は上がりますか?」と聞いているのと同じです。
もしこれに対する回答が「まだまだ上がりますよ!」なら株を買いたいと思うし、「いやあ、そろそろ天井付けるのではないでしょうか」であれば株を買うのを見送ろうとしているはずです。
自分のルールをつくって守る「自立した投資家」になろう
でもそんな考えは、自立した投資家からは程遠い状態です。筆者自身もそうですし、筆者の周りの自立した投資家は、全てにおいて自分で考え、行動しています。いわば投資行動にゆるぎない「軸」があります。
この「軸」がないと、自分で決めることができず、他人が言っている意見をうのみにしたり振り回されたりして、結局失敗してしまいます。
ですから「これから買っても間に合いますか?」に対しての筆者のアドバイスは「自分自身のルールをつくり、それを守ってください」です。
筆者ならどう考えるか
例えば筆者であれば、個別株の株価が25日移動平均線から大きく乖離(かいり)していれば(目安として10%以上)、新規の買いは見送ることにしています。
筆者の損切りルールは25日移動平均線割れですが、仮に買おうかどうか迷っている銘柄の株価が25日移動平均線から20%乖離しているならば、買った後株価が天井を付けて下げに転じた場合、損切りによる損失率が20%前後に達してしまうからです。
正直、損切りによる損失率が20%は高すぎますし、これを繰り返していたら投資資金が大きく減ってしまいます。
もちろん、25日移動平均線からの乖離率が大きくても、マーケットが強くバブル状態にあれば、そこからさらに大きく上昇し、結果的に「今から買っても十分間に合った」という形になります。
しかしこれは株を買ったときには不確定なものであり、もしかしたら買ったらすぐ株価が天井を付けてしまったかもしれないのです。
株価上昇の取りこぼし回避を重視か、下落による損失回避を重視か
なぜ筆者が25日移動平均線からの乖離率が高い銘柄につき、新規買いを見送るかといえば、次のような理由があります。
- 乖離率が高い状態は、短期間で株価が大きく上昇しているため反落の可能性も高くなる
- 損切り時の損失率が高くなる
筆者は株価上昇を取りこぼすことによる機会損失よりも、株価下落により実際に損失を被ることをより強く回避したいと考えていますので、上記のような結論になります。
ですから、ご自身が株を買った後の株価下落は覚悟の上、さらに株価が大きく上昇することによる利益を得たいという思いの方が強ければ、「これから買っても間に合いますか?」に対する回答は「Yes」になりますし、買った後の株価下落を回避したいのであれば、回答は「No」になります。
そもそも将来の株価がどうなるかなど誰も正しく予想できないわけですし、買った後のシナリオは「上がることにより利益を得る」か「下がることにより損失を被る」かしかないわけです。
どちらをより重視するか、どちらをより回避したいかをご自身で考えて、行動を決めるようにしてください。
なお、どちらのシナリオも決めきれないという方は、例えば投資可能資金が100あるとしたら20程度は今すぐ買い、残りは株価が調整したら買う、といったような折衷案も考えられます。
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(足立 武志)

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