宇都宮駅でバスに乗り換えたら「Suica使えません」解消!
しばらく「前乗り・前降り」「後乗り・前降り」混在関東自動車の路線バス(Y.Nさん撮影)。
栃木県で路線バスを運行する関東自動車とジェイアールバス関東が、県内のバスで乗車方式を順次変更します。
両社の路線バスでは、車両前方から乗車し、降車時に運賃を支払い同じ扉から下車する「前乗り・前降り」方式を長年にわたり採用しています。車両後方の中扉もしくは後扉は締切扱いで、基本的には使われません。これを、中扉もしくは後扉から乗車し、前扉から下りる「後乗り・前降り」方式に改めます。
乗車方式の変更は、ICカード対応の機器へ取り替えられた車両から順次実施され、しばらくは従来の乗車方式と新しい方式が混在する見込みです。
県北(那須塩原市など)では先行して12月中旬以降、県央の宇都宮地域などでは、後述するバスカードの利用が終了する2021年1月5日から順次、機器を取り替えていくとのこと。関東自動車によると、おおむね4月から5月には統一されるのではないかということです。
「Suica使えません」解消はいつ? バスはLRTに先行両社は、2022年の開業が予定されている宇都宮地区のLRT(路面電車)整備に合わせて、「Suica」などにも対応した地域のICカード乗車券の導入準備を進めてきました。2020年8月にはその名称が「totra」に決まっています。
バスでのICカード導入はLRTに先行して2021年春が予定されていますが、これにともない、従来の磁気式バスカードの販売が2020年11月末で終了し、2021年1月5日には利用も停止されます。
中扉は「しめきり」(Y.Nさん撮影)。
なお、関東自動車では県東部・北部を中心に展開されていた旧東野交通の路線を含め、県内のほぼ全域でICカード導入と乗車方式の変更を予定していますが、自治体から運行を受託している路線は対象外だそうです。
ちなみに、路線バスの「前乗り・前降り」方式は関東では少数派で、他県から来た人、あるいは他県を訪れた栃木県民が(乗り方の)違いに驚く向きもあるとのこと。関東自動車は以前の取材時、かつてのバスに多かった後扉の間口が狭く、お年寄りなどの乗降を考慮して、前扉のみで乗降を行うようになったのではないかと話していました。

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