周辺の高速バス乗り場などが集約されます。
八重洲バスターミナルの概要。
UR都市機構と京王電鉄バスは2020年12月18日(金)、東京駅八重洲口に整備される八重洲バスターミナル(仮称。以下同)の整備・運営について基本協定を締結したと発表しました。URが実施したバスターミナル運営事業者募集により京王が選定されたことを受けたものとしています。
八重洲バスターミナルは、東京駅前へ整備される3つの再開発ビル(いずれも高さ240m以上)に設けられるバスターミナルを、京王電鉄バスがURから順次賃借し、一体的に運営することになるといいます。3地区合わせたバース(乗降場所)数は国内最大規模の20バース、専有面積は2万1000平方メートルになるとのこと。東京駅の八重洲側に散在する各方面への高速バス、空港連絡バスなどの停留所を集約する狙いがあります。
いずれのバスターミナルも高層ビルの1階から地下2階に整備され、このうち東地区バスターミナル」は八重洲通りを挟んで北側、北地区および中地区バスターミナルは南側に設けられます。このうち北地区バスターミナルは、2022年8月のビル竣工に合わせて開業の予定。その後、2025年度に東地区、2028年度に中地区が開業し、バスターミナルの全体開業を迎える見込みです。
URと京王電鉄バスは、「国際都市東京の玄関口における交通結節機能の強化、利便性の向上を実現するため、両者で協力してまいります」としています。