救急車を呼んだら消防車が来た なぜ火事ではないのに消防車が出動するのか

救急車を呼んだら消防車が来た なぜ火事ではないのに消防車が出動するのか
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周囲で火事は発生していないものの消防車が出動するというケースがあります。同じような事例として、救急車を要請したのに消防車が到着することも。要請件数の推移を見てみると、その理由が明らかになってきます。

10年間で増加傾向の救急要請

 周囲で火事は発生していないものの、消防車が出動している――このような光景を目にしたことがあるかもしれません。また、急病人が発生し救急車を要請したものの、先に到着したのは消防車だったということも。なぜ救急車を呼んだのに消防車が来ることがあるのでしょうか。

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消防車。写真はイメージ(画像:photolibrary)。

 結論をいうと、これは消防車(ポンプ車)を同時に、もしくはいち早く現場に到着させて、急病人の救護処置を迅速・確実に行うためです。この取り組みを「PA連携」といいます。「P」は消防ポンプ車(Pumper)、「A」は救急車(Ambulance)を意味します。一部の消防本部では、救急要請に対し、救急車(救急隊)とポンプ車(消防隊)を連携して出動させています。消防隊員も救護措置の知識を有し訓練も受けているため、基本的な救護処置は可能です。

「PA連携」をする背景のひとつに、救急要請の増加があります。

『令和2年版 消防白書』によると、2009(平成21)年から2019年までの10年間における全国の出火件数は、5万1139件から3万7683件に減少。一方で、救急車の出動件数は512万2226件から663万9767件に増加するとともに、救急車を要請してから現場に到着するまでの平均所要時間が7.9分から8.7分に伸びています。


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