概要図にはMV-22「オスプレイ」が搭載された様子も。
1番艦「独島」から14年ぶりの2番艦就役韓国海軍は2021年6月28日(月)、新型揚陸艦「馬羅島(Marado)」が就役したと発表しました。
「馬羅島」は、独島級強襲揚陸艦の2番艦として建造されたもので、韓進重工業の影島造船所で2017(平成29)年4月28日に起工し、2018(平成30)年5月14日に進水しています。
韓国海軍の最新鋭揚陸艦「馬羅島」(画像:大韓民国軍)。
満載排水量は1万9000トン、全長200.0m、全幅31.0mで、喫水は6.6m。乗員数は330名で、ほかに海兵隊員720名を収容することが可能です。このほかに主力戦車6両、KAAV水陸両用車7両、LCAC(エアクッション型揚陸艇)を2隻、汎用ヘリコプターを7機から12機程度、艦内に積載・収容する能力を有します。
また固有の武装として、艦首と艦尾には20mmバルカン砲(CIWS)を備えるほか、艦橋後部には地対空ミサイルを発射可能なK-VLSを装備しています。
なお、艦名は大韓民国最南端の島である「馬羅島」にちなんでおり、艦番号は「LPH-6112」になります。