我々が普段当たり前のように目にしている交通標識も、国によって様々なものが存在します。日本では考えられない驚きの世界の交通標識を紹介します。
郷に入っては郷に従えという言葉があるように、国が変わればルールや法律も異なります。私達が普段当たり前のように目にしている交通標識も、国によって様々なものが存在します。今回は、日本では考えられない驚きの世界の交通標識を紹介します。
●壁を突き破って…
スロベニアの道路標識。
スロベニアの街中にある交通標識です。子供たちの絵が標識の枠をぶち破って飛び出しています。標識の意味は「学校区域」ですが、こんなダイナミックな標識だと、危機感が煽られて運転手も一層気持ちが引き締まるかもしれません。
●先進技術は禁止!
ベルギーの道路標識。
ベルギーの高速道路で見られる標識で、意味は何と「クルーズコントロール使用禁止」です。政府が2005年から導入している交通規制で、違反すると最大1375ユーロの罰金が課される可能性があります。この標識が設置されるのは、主に渋滞多発区間など、追突が発生しやすい場所に限られるそうです。
お国柄が反映「ご当地標識」の数々他にも、その国の事情が反映された「ご当地標識」があります。
●何の動物に注意?
スウェーデンの道路標識(画像:AIT-FIA情報センター(OTA))。
こちらはスウェーデンの「動物注意」の交通標識です。左はトナカイですが、右は何でしょう?
日本でもタヌキやシカ、イノシシなどの絵柄で各地に存在しますが、いかにもお国柄が出るラインナップです。ちなみに先ほどの質問の答えは「ヘラジカ」で、現地ではムースと呼ばれています。
●パニックにならないでね
スイスの道路標識(画像:AIT-FIA情報センター(OTA))。
4つ目はスイスにある交通標識です。白地に大砲のイラストが意味するのは「発砲音に注意」です。
射撃場や操縦練習場などの周辺で、突然爆音が鳴り響いても運転手が驚かないように設置されているようです。スイスは19世紀から永世中立国となっていますが、防衛のため陸海空の軍隊を配備し、徴兵制度を採っているため、国内各地に軍事施設があるのです。
●禁止するほどたくさんいる?
最後に紹介するのは、南アフリカにあるという「いいね」マークを禁止しているような標識です。標識の意味は分かるでしょうか。
南アフリカの道路標識(画像:AIT-FIA情報センター(OTA))。
これは「ヒッチハイク禁止」を意味します。公共交通機関が時刻どおりに運行されることの少ない南アフリカでは、ヒッチハイカーが多く見られます。しかし強盗などの犯罪も多発しており、日本の外務省が南アフリカの危険情報で「絶対に同乗させないでください」と記載するほど。こういった犯罪への抑止策から、世界でも珍しいこの標識が立っているようです。
なお、同様の禁止措置はアメリカの一部などでも行われています。ドライバーや歩行者の安全確保が目的で、こちらは「いいね」マーク禁止のほか、文字で「NO HITCHHIKING」と書かれた標識が使用されています。

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