新潟駅では高架化事業とともに万代口のリニューアル工事が行われています。それに伴い、約60年の歴史を持つ3代目駅舎も解体されました。
新潟駅は現在、高架化を中心としたリニューアル工事が進行中。それに伴い、北側の玄関口である「万代口」も新たな風景に変わっています。
約60年の歴史があった新潟駅万代口(画像:写真AC)。
2021年10月現在で、既存の万代口駅舎は解体がほぼ完了。上越新幹線と在来線が発着する供用済みの高架ホームが、駅前ロータリーからも見えるようになっています。
1958(昭和33)年に完成し、1963年(昭和38)年に改築した3代目新潟駅万代口駅舎は、上越新幹線の開業や国鉄民営化などを経て半世紀以上にわたり、新潟の玄関口として親しまれてきました。
「JR新潟駅」の看板は2020年11月11日24時に撤去。その後は解体工事が進められていましたが、いよいよすべての施設が姿を消した形になります。
新潟駅の整備については、1992(平成4)年度から調査を開始。2001(平成13)年から2か年で行われた駅舎と駅前のデザインコンペを経て、2004(平成16)年度に「新潟駅前広場基本計画」が策定されました。南口については2009(平成23)年に駅ビル「CoCoLo」の開業やペデストリアンデッキの開通で第一期工事が完了し、万代口についても調査設計が進められていました。
「4代目」となる万代口駅舎はどのような形になるのでしょうか。整備計画のパースでは、ガラス主体の開放感のある建築で、建設中の北陸新幹線の福井駅などにも似た、装飾を最小限にしたモダンなデザインとなっています。駅前広場側の2階にデッキが設けられ、歩行者は駅舎中央部から地上へ下りていき、市街地へ向かう形になります。駅の地下には新たなバスターミナルが開業し、現バスターミナルのある駅前広場西側には、タクシーと自家用車のためのロータリーがそれぞれ設置される予定です。
10月現在、在来線地上ホームのうち、仮の万代口に近接した8番線・9番線がまだ使われています。信越本線の長岡方面や特急「しらゆき」、白新線経由で新発田や村上方面へ向かう列車が地上ホームから発着しています。このホームは高架化工事に伴い2012(平成24)年に仮ホームとして設置されたものですが、工事完了とともに使用終了となる予定です。

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