乗り通すと約11時間です。
高速バス業界初「房総~関西」直通高速バス業界では初という、千葉・房総地区と関西地域を直通する高速バスの運行が2021年12月17日(金)から始まります。
運行車両イメージ。大新東の高速バスは「サン・アンド・ムーン」の愛称がある(画像:シダックス)。
運行事業者は「大新東」。シダックスグループで、企業の役員車や自治体の公用車などの車両運行・管理を柱にする会社ですが、2019年12月から大阪起点で高速乗合バスの運行を始めていました。今回、同社がコミュニティバスやスクールバスの運行サービスを多く手掛ける千葉県君津市・木更津市と、関西地区を結ぶ高速バスを開設するということです。
ルートも特徴的です。君津・木更津双方でJR駅とバスターミナルを経由したのち、東京の町田バスターミナルに向かい、その後、京都駅、大阪梅田、難波、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)まで走ります。東京都心は経由しません。乗り通した場合の所要時間は約11時間です。
車両は乗車人員44名の4列シート車ですが、各座席の両サイドに仕切りカーテンが設けられ、プライベート空間が確保されます。運賃は片道約3000円から1万円(時期により変動)。予約専用サイト「バスのる.jp」から予約が可能です。
シダックスグループは、従来の車両運行サービスと同様に、この高速乗合バスにおいても「お客様に安心してご利用いただける運行サービスを目指してまいります」としています。