ちょっとリッチさが違いますぜ…。
25日午前10時から販売2020年にスタートし、好調な売れ行きですでに125万食が売れているANA(全日空)の「家で食べられる機内食」の通販。
新たに販売される「ANAビジネスクラス機内食」(2021年11月24日、乗りものニュース編集部撮影)。
今回のメニューは、デミグラスソースのハンバーグ・ステーキを中心とし、付け合わせや3種のブレッド、デザート(フランボバニーユ)といった構成。価格は2食で1万円となっています。エコノミークラスの場合はメインのみ12食で9000円といった構成がスタンダードで、それと比べると間違いなく”リッチ”です。
メインディッシュとなるハンバーグステーキは、実はこれまでのエコノミークラス機内食でもラインナップに含まれていました。ただ、ANA総料理長である清水 誠シェフによると、「エコノミークラスのハンバーグももちろんこだわっていますが、今回販売を開始するものは、食材やソースのレシピが大きく異なります」とのこと。
同じ「ハンバーグ」、ビジネスクラスのものはどう違う?今回ANA「おうち機内食」でラインナップに加わるハンバーグは、清水シェフ自らが開発を手がけたもの。同氏は「このハンバーグは、ANA流のこだわりがあります。使用しているお肉はビーフ100%で国産牛を採用しました。また、メス牛にしかない脂身部分を加えることで味をクリーミーになっています。
なお、今回のメニューも、実際のANA国際線ビジネスクラスで提供されていたものと、全く同じレシピで作られているとのこと。家庭向けにアレンジにしなかった意図について企画担当者は、「お客様に『これ、あの時の味だ!』と思い出して欲しいので、そのままの味を出すことにこだわりました」といいます。
企画担当者は「今回はお客様からの要望もあって、よりバリエーションを広げられればとということで販売することになりました」とも。今後は購入者の反応を見ながらビジネスクラスメニューの展開、より上位クラスの機内食メニューの通販展開も検討できればとしています。