普通に大人並みの質問…。
72名の申し込みJAL(日本航空)と東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)が、オンライン会議ツール「Zoom」を用いて、航空業界に関する高校生対象の授業イベント「飛行機ワークショップ2021」を実施。
「飛行機ワークショップ2021」に参加したJALのスタッフ(2022年2月11日、乗りものニュース編集部撮影)。
プログラムは1日コースで、午前は東京大学生産技術研究所の本間裕大先生などによる路線シミュレーターの講義、午後はJAL機が通る空の道の豆知識や、フライトウォッチなどの運航管理者の疑似体験が実施されます。
なお、2社によるコラボレーション企画は今回が第6弾とのこと。運航管理者や航空路線の設定を主題にしたのは、昨年同様である一方で、今年はより範囲が広い「国際線」がテーマ。本間先生も「去年以上にバリエーションを持たせた』と話します。
イベントに参加した中学生からは「もともと飛行機に興味があったなかで、学校の先生から勧められて参加しようと思った。来年もぜひ参加したいです」との声も聞かれました。
イベント内では、中学生と企画側とのコミュニケーションタイムなども用意されており、ここでは大人顔負けの質問が飛び交います。JALのスタッフもイベント後に「本当に賢いなと感心しました……」と舌を巻くほど。たとえばJAL側に寄せられた質問は次のようなものでした。
中学生の質問→JALの回答●中学生の質問
・時刻表上の到着時刻は、なぜ実運航どおりに記載できないのか?乗り換えで困る人もいるのでは?
●JALの回答
・実は時刻表の時刻は、過去のデータをもとに夏と冬の風の変化がなどを加味し、あらかじめ時間を変更するなどの微調整を実施しています。
「飛行機ワークショップ2021」に参加した本間裕大先生(2022年2月11日、乗りものニュース編集部撮影)。
●中学生の質問
・(2022年1月に発表された)ヤマト運輸の貨物機の運航会社はJALではなく、グループ会社のジェットスター・ジャパンなのはなぜか?JALのエアバスA350からヤマト運輸が導入するエアバスA321への移行期間の問題か?
●JALの回答
・A350からA321へ移行するとなると、4か月と長い時間がかかります。また現在JALはA350のパイロットを増やしている最中です。一方ジェットスター・ジャパンが運航しているA320は、A321同じライセンスで運航できます。こういったところも理由のひとつです。

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