東京の臨海部を走る「ゆりかもめ」は、基本的に無人運転ですが、あるとき乗ってみると、人が運転していました。どのような場面で有人になるのでしょうか。
東京の臨海部を結ぶ「ゆりかもめ」にあるとき乗ってみると、“人”が運転していました。
有人運転中のゆりかもめ(乗りものニュース編集部撮影)。
……ゆりかもめ、基本的には無人運転のはずです。
今回は乗務員がしっかりと運転台を操作していましたが、その運転台は普段、カバーがかけられています。乗務員が座る最前列席は、通常なら前面の展望を味わえる特等席。しかし今回は運転席へ立ち入れないようチェーンもかけられていました。
有人運転はやはり珍しいのか、SNSでもしばしば話題になっています。では何のためなのか、ゆりかもめ株式会社に聞いたところ、「悪天候や設備の故障などで自動運転ができない場合に備えて、運転資格を有する係員が定期的に列車の手動運転訓練を実施しています」とのこと。その訓練風景に出くわしたようです。
通常の自動運転は、駅の手前で走行路に一定間隔で置かれた「地上子」を通ると、速度を落とし、駅ホームの停止位置にある地上子の上に止まる仕組み。その状態は中央指令所で見守られています。
この仕組みにより、ゆりかもめは直近10年間で事故ゼロを達成していますが、異常時対応の一環としても定期的な手動運転を実施しています。

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