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26日オープン

 関西空港第1ターミナルの国内線エリアが2022年10月26日より、リニューアルオープンします。これに先立って25日、同空港を運営する関西エアポートが、新エリアの様子を報道陣に向け披露。

関西エアポートによると、この空港でエリアの改修が行われるのは初とのことです。どのような施設に生まれ変わったのでしょうか。

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リニューアルされた関西空港第1ターミナル国内線エリア(2022年10月25日、乗りものニュース編集部撮影)。

 新たな国内線エリアでは、保安検査後の商業エリアを大幅に拡充。関西色豊かな計6店舗(飲食4店舗、物販2店舗)が店舗を構え、お好み焼きや京風天ぷらをはじめとする、関西、そして全国のご当地グルメなどを楽しめるほか、カフェやお土産店、コンビニ(ローソン)などが設置されています。

 保安検査前の一般エリアでは、先行して2022年10月1日にフードコート「Tasty
Street」などの店舗がオープン。国内線利用者は空港泊まりの旅客に対応するように改修したものとのことで、7店舗(飲食6店舗、物販1店舗)が店舗を構え、うどんやたこ焼き、ラーメン、マクドナルドのハンバーガーといったさまざまな食のニーズに対応できるものとなっています。

 関西エアポートによると、商業エリアの面積は、従来の約5倍に拡大したとのことです。

ラウンジも一新!便利な保安検査場も

 また、JAL(日本航空)、ANA(全日空)のラウンジ利用可能な旅客を対象とした、新たな共用ラウンジもオープンします。大きな窓が設置され開放的なレイアウトとなっているのが特徴です。

大変貌した関西空港がスゴイ! 明日オープン「新・T1国内線エリア」に行く 商業エリアは約5倍!
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リニューアルされた関西空港第1ターミナル国内線エリアの新ラウンジ(2022年10月25日、乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、新エリアオープンにともなって、第1ターミナル発着の国内線出発・到着動線も変更されます。

国内線出発口は、2階の南側1か所に集約。保安検査場には、複数の旅客が同時に検査レーンを利用できる「スマートレーン」を6台導入し、検査効率の向上・待ち時間の縮小を図ります。国内線到着口も、1階の南エリアに移動するとのことです。

「『スムーズにより快適に』を第一にしながら、面白く、関西らしいところをどう表現できるかということを考えてリニューアルに臨みました。レイアウトは(駐機場までの)距離感を和らげるデザインを採用しつつも、できるだけ早く保安検査を超えていただいて、通過したあとにつくろげるようにと考えて決めています。コロナ禍でスタートしたプロジェクトでしたので、この日を迎えることができて安堵感があります」。関西エアポートの担当者は次のように話します。

 関西空港の第1ターミナルは、国際線施設の拡張リニューアルも進めており、2025年春にこちらのグランドオープンを迎える予定です。これは、増加するインバウンド客、そして2025年に開催予定の大阪万博での対応を見据えたものとしています。

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