中央分離帯に置かれていることが多い「ブリンカーライト」。それが江東区内で、歩道内に置かれているのを発見しました。
道路の中央分離帯や高速道路の分岐部などに、2つの黄色ランプが交互に点滅する設備をよく見かけます。ドライバーに危険を知らせ、激突を防ぐ役目を果たすもので「ブリンカーライト」などと呼ばれます。
中央分離帯の先端にあることが多いブリンカーライト(画像:Google)。
このライト、江東区新砂一丁目の都道で、普段あまり見ない「歩道側」に設置されているのを見かけました。反対車線でも同様です。中央分離帯もあるのに、なぜこのような位置にあるのでしょうか。
管理する東京都 第五建設事務所によると、現場は見通しの悪いカーブとなっており、気づかずに歩道へ突っ込んでしまうのを防止するために設置しているといいます。中央分離帯に設置する場合はあくまで「中央分離帯が始まる箇所」だといい、今回の現場では歩道の植え込み部分を設置位置に選んだとしています。
ブリンカーライトの正式名称は「障害物表示灯」と言い、必ずしも中央分離帯のみにとどまらず、このようなカーブに設置されることもあるそうです。
国土交通省の設計要領には、急カーブなど見通しの悪い場所には、「線形誘導表示板」を検討するとしています。これは「黄色の板と、赤く光る矢羽根」で構成されるもので、よくカーブ内に数枚が並べられています。
それとは別に「事故多発地点等、特殊区間」についての参考例として、ブリンカーライトが挙げられています。こういった微妙な扱いのため、あまり「歩道にあるブリンカーライト」は見かけないのかもしれません。
国立市内には、交差点の歩道角の部分に、背中を合わせた2台のブリンカーライトがちょこんと設置されています。こちらも急カーブに面しており、うっかり歩道内へ突っ込まないよう警告する役割を果たしています。

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