夜便で成田を出発する前に食べるのもいいかも!
ベジ&ヴィーガンメニューの提供も成田空港のすぐ東側の田園地帯に、JAL(日本航空)グループのJAL Agriport(JALアグリポート)が運営する古民家レストラン「DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)」があります。2020年にオープンし、一時は大きな人気を博したこのレストランですが、2023年現在も各所でアップデートが図られています。
JAL Agriportが運営する「DINING PORT 御料鶴」(乗りものニュース編集部撮影)。
このレストランは地元農家から借り受けた民家をリノベーションし、窓から見える飛行機を眺めながら、千葉県産食材や自社農園で収穫した果物などを使った料理を楽しめるというのが特徴です。また、店内は空港ラウンジを手掛けたデザイナーが監修しており、ところどころに機内食カートが置かれるなど、「航空会社発のレストラン」らしい工夫が凝らされています。
その、人気メニューのひとつが「JAL特製オリジナルカレー(1800円)」。羽田・成田空港の国際線JALラウンジで提供されている“門外不出”のカレーです。コロナ禍で海外への渡航制限があった時期には、「JALカレー」が食べられる初のレストランとして知れ渡り、一時期は一部で「成田市で最も予約が取りにくい」といわれるほどの盛況を誇りました。現在もラウンジに入れる上級会員でなくても、気軽に「JALカレー」が食べられる唯一のレストランとなっています。
また、時代に即した新メニューも2023年7月より提供が開始されています。実際の機内食を模したラクト・ベジタリアン向けの「御料鶴でフライト気分~ベジタリアンミール~(1800円)」や、肉・魚など動物系のものを一切使用しないヴィーガン向け和食メニュー「御料鶴veg小鉢膳(2500円。要予約)」などの提供をスタート。とくに前者は本格的なスパイスカレーを中心としたメニューで、ベジタリアン向けといわれなければ気づかないほどの出来となっており、JAL機内食のレベルの高さがうかがえる内容となっています。
このほか「DINING PORT 御料鶴」の芝生エリアでは、セッティング済みの用品一式と食材がセットとなったバーベキュー(要予約)も体験でき、農園エリアでは2023年9月中旬頃まで、60分間食べ放題付きのブルーベリー狩りを楽しむことができます。

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