ビッグモーター事件以降のラジオCMに異変 「はるな愛さんの声ばかり」ACジャパンが急増中…だけじゃない
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中古車販売大手の「ビッグモーター」の不祥事以降、ラジオCMに異変が起きています。やけに「ACジャパン」のCMが増えているのです。

テレビ以上の影響の大きさもうかがわれます。

テレビ以上にラジオ局の方が影響大か？

　
　中古車販売大手の「ビッグモーター」が、保険金の過剰請求のため故意に顧客のクルマを傷つけていたなどの問題が発覚。2023年7月25日には、兼重宏行社長が辞任を表明するなど、騒動は続いています。すでに同社のCMはテレビも全面的に休止となりましたが、これにより大きな影響が生じているのが、ラジオのCMです。

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ビッグモーターのイメージ（乗り物ニュース編集部撮影）。

　同社のCMはラジオでかなり多くオンエアされており、ネットでは「ラジオのCMと言えば、ビッグモーターと過払い金請求のCMが印象深い」という人もいるほどです。

　しかし、不正問題が発覚し、大々的に報じられるようになってからは、ラジオ局側の自粛か契約解除かは定かではありませんが、本来ビッグモーターが入りそうなCMの部分に公益社団法人ACジャパンのCMが入るようになっています。

　SNSでは「通勤中ラジオもビッグモーターのCM多いなあ思っとったら、今朝ACにすり替わってた。しっかり影響出とるやん」「ラジオCMからビッグモーターが消えて毎日はるな愛の声が聞こえるようになった」といったコメントがみられました。ちなみにタレントのはるな愛さんは、ACジャパンの「全国こども食堂支援センター・むすびえ」のCMでナレーターを担当しています。

　一方でACジャパンではなく、「ラジオ広告のご相談はTokyoFMへのCMが多い。 ビッグモーターがどれだけラジオに広告を打っていたかを改めて実感」「バイク王のラジオCMが増えてきた気がする」と自社広告や別の乗りもの系CMが増えたという声もありました。

　ちなみに、ACジャパンの広告は、なんらかの事象が発生しスポンサーがCMを自粛した場合、その空白を埋めるため、あらかじめ放送局に納品されているCMが使われます。

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