「武士道」「侍」「忍者」「フジヤマ」…
世界が認めたジャパニメーションの代表作をオマージュ 日豪共同訓練「武士道ガーディアン23」に参加するオーストラリア空軍の飛行隊が作ったポスターが注目を集めています。
話題になっているのは、2023年8月26日にオーストラリアへ派遣された航空自衛隊 第301飛行隊のF-35戦闘機に関するものです。
オーストラリアに飛来した航空自衛隊のF-35A戦闘機(画像:オーストラリア空軍)。
それは、日本とオーストラリア双方が導入を進めている最新鋭ステルス戦闘機F-35A「ライトニングII」にパイロット、そして共同訓練の愛称「武士道:BUSIDO」を組み合わせたものですが、どこかで見たようなデザイン。
なんと、架空の日本を描いた人気マンガ『AKIRA』の映画ポスターをオマージュしたものとなっていたのです。
映画『AKIRA』のポスターは、赤いバイクに主人公「金田正太郎」が歩きながら近づいており、下段に大きく「AKIRA」という題名が、「アキラ」という日本語とともに重ね書きされているデザインです。
今回、オーストラリア側が用意したポスターは、まさにそれをなぞったものとなっており、いかに映画『AKIRA』が世界的によく知られている、ジャパニメーションの代表的作品であるかを感じさせるものでした。
これに対し、航空自衛隊側は「一飛入魂」と書いたF-35のポスターを、オーストラリア側に渡していました。