もちろん意図的です。
さまざまな改修をうけ通常のフライトにおける旅客機は、機首をある程度の範囲内の角度に上下させ、上昇や降下を行います。
Airbus A310 Zero G(画像:ドイツ航空宇宙センター公式X)。
このフライトを実施するA310は、2015年からフランス、ボルドーのNovespace社が運航しているもの。機内を中心に2014年9月から半年ほどの期間をかけ、改修が施されています。たとえば、座席や荷物棚などが取り払われているほか、床、壁、天井がパッドで覆われているなどです。
この機体は「Airbus A310 Zero G」と呼ばれ、無重力実験などに用いられる飛行方式「放物線飛行」によって、機内の人が無重力体験ができるよう改修されました。客室を床、壁、天井をパッドで覆っているのは、乗客が「無重力体験」を安全に体験できるためです。
【映像】角度エグ! これが「超絶角度で上昇するA310」の様子です