民間機ではボーイング747や総2階建ての胴体を持つエアバスA380など、いわゆる「超大型機」がいくつか生まれてきました。それよりはるか昔、これらに匹敵する「大型プロペラ民間機」が実際に飛んでいました。
民間機の世界では、「ジャンボ機」ことボーイング747や総2階建ての胴体を持つエアバスA380など、いわゆる「超大型機」がいくつか生まれてきました。それよりはるか昔、これと匹敵するといっても過言ではないほどの「大型プロペラ機」が実際に空を飛んでいます。どのような機体だったのでしょうか。
ブリストル社「ブラバゾン」(画像:public domain/ausdew)。
この飛行機はイギリス、ブリストル社が製造したタイプ167「ブラバゾン」というモデルで、第二次世界大戦中に開発が開始され、1949年9月に初飛行しました。「ブラバゾン」は約54mの全長と、約70mの全幅を持ちます。胴体直径は約7.6mです。なお「ブラバゾン」の全幅と胴体直径は、冒頭に記した「ジャンボ機」ことボーイング747よりも大きいです。
エンジンの配置も独特で、8基のエンジンを翼に埋め込み、それを2基づつ組み合わせ、主翼前にある4基の二重反転プロペラを回し推進するというスタイルが採用されています。一方、収容人数に関しては、ボーイング747の3分の1以下となる100席級。これは、当時の旅客機は富裕層向けの移動手段であったことから、そのようなゆとりある設計が採られています。
モデル名である「ブラバゾン」は、この機を含めた、大戦後を見越した新型旅客機を開発する国家的プロジェクトである「ブラバゾン委員会」の委員長、ブラバゾン卿にちなんだもの。同委員会では「ブラバゾン」のほか、世界初のジェット旅客機であるデ・ハビランド「コメット」や、世界初の民間用ターボプロップ機であるビッカース「バイカウント」の原案が取りまとめられています。
このように、同委員会の”肝いり案件”ともいえるモデルだった「ブラバゾン」ですが、製造は試作機1機のみで終わりました。これは開発コストが重なるなか、顧客である航空会社のニーズが獲得できなかったためとされています。

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