年末年始期間は、国内線・国際線ともに空の便の混雑が予想されます。この時期に航空機を使う利用者は、出発時刻のどのくらい前に空港に到着すればよいのでしょうか。
2024年から2025年にかけての年末年始は、例年通り国内線・国際線ともに空の便の混雑が予想されます。この時期に航空機を使う利用者は、出発時刻のどのくらい前に空港に到着すればよいのでしょうか。
JALの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。
通常期であれば、例えば多くの航空会社の国内線で出発時刻の20分前までに保安検査を通過することが求められます。国際線は、例えばJALの場合、搭乗手続きを出発時刻の60分前までに済ませ、搭乗口へは30分前までに来るよう公式サイトでアナウンスされています。
一方JALは、過去にゴールデンウィーク期間の空港到着推奨時刻についての質問に対し、国内線は「保安検査場を出発30分前までには通過いただきたい」とし、「お預けの荷物がない場合には出発時刻の1時間前、お預け荷物がある場合には、出発時刻の1時間半前を目安に空港に来ていただけますと幸いです」とコメント。一方国際線は「出発時刻の3~2時間前までに空港にお越しください」としています。
また、特殊手荷物(ベビーカー・ゴルフバッグなど)を預ける場合は、手荷物を預けるのに時間がかかる場合があるため、その点も注意すべきポイントだとしています。
年末年始もゴールデンウィークとほぼ同程度の混雑が見込まれるため、JALをはじめとするフルサービスキャリアでは、この時間が目安のひとつになるでしょう。
LCCでは?ピーク日はいつ一方、LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンは同様の質問に対し、国内線の場合「出発1.5時間前にはご搭乗手続きをお済ませいただくことをお勧めします」、国際線の場合「出発時刻の2.5時間前には空港にご到着されることをお勧めします」と過去に回答しています。
なお、この年末年始で最も多くの利用が見込まれる日は、JAL国内線の下りが12月28日、上りが1月4日、国際線の出国が12月28日、帰国が1月4日です。一方、ジェットスター・ジャパンのピーク日は、国内線の下りが12月28日・29日、上りが1月4日・5日、国際線も同様に出国が12月28日・29日、帰国が1月4日・5日と予測されています。
ちなみに両社ともに、スマートフォンを用いたオンラインチェックインや、空港到着後の自動手荷物預け機の活用を推奨しています。

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