日印の防衛産業がまさかのタッグ！ 三菱電機がインド最大手企業と覚書締結 具体的には何を目指す？
Large figure1 gallery4 画像（1枚）

インド市場への本格参入か。

インドを代表する大手企業と提携

　三菱電機は2024年12月25日、インドのバーラト・エレクトロニクス、ならびにインドでの三菱電機の防衛事業の代理店メムコ・アソシエイツ・インディアと、協業に関する包括的な覚書（MOU）を締結したと発表しました。

日印の防衛産業がまさかのタッグ！ 三菱電機がインド最大手企業...の画像はこちら >>

海上自衛隊のもがみ型護衛艦が搭載するレーダーは三菱電機製（画像：海上自衛隊）。

　バーラト・エレクトロニクスは、インド国防省傘下の防衛用電子機器・公共システムの大手製造企業です。今回締結された覚書は、三菱電機が製造する防衛装備品やその構成品の共同生産を含む協業に向けたものとのこと。

　今回の覚書により、3社は艦船・航空機搭載レーダー用モジュール、電子戦システム、宇宙状況監視システム等の各種防衛装備品の製造に関して、日本、インドおよび第三国向けに最適な協業体制やビジネススキームなどを検討し、協力関係を構築していくとのことです。

編集部おすすめ