JR東海が鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ 2016」にあわせて、静岡車両区を公開。それ自体、15年以上ぶりで珍しいことですが、会場ではほかにも珍しいものが見られました。
JR東海が2016年5月14日(土)、東海道本線の東静岡駅(静岡市葵区)付近にある車両基地・静岡車両区を「さわやかウォーキング」参加者に公開しました。
「さわやかウォーキング」はJR東海が行っている、一部を除き参加費や予約がいらないウォーキングイベント。その日、東静岡駅付近で開催された大型の鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ 2016」にあわせて、そのイベントと静岡車両区などを訪ねる「さわやかウォーキング」が実施されました。ちなみに静岡車両区の公開は、少なくとも15年以上ぶりといいます。
そんな、入れること自体がレアな静岡車両区では、普段は見られないレアな列車種別・行先に出会えました。
こうしたイベントではしばしば、展示車両の行先表示部分に実在しない種別や行先を表示するという“遊び”を楽しむことができます。
この静岡車両区の公開でも、211系電車は「快速 沼津」、313系電車は「快速 浜松」という実際には見られない種別・行先を表示していました。
現在では貴重になった急行列車も クイズは簡単だけどマニアック?会場で間近に展示されていた車両は、先述した普通列車などに使われる211系と313系、そして373系特急形電車です。この373系は、鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ 2016」にあわせて運行された臨時急行「トレインフェスタ号」のヘッドマークを掲示していました。こちらも普段は見られない、レアなものです。
また、313系電車では異常発生時に使う簡易的な階段を用い、車両の先頭部分から下車するという珍しい体験もできました。
このほか、会場では「鉄道クイズ」を○×方式で開催。
ちなみに、正解はそれぞれ「×」「○」「○」。マニアックな問題ですが、もちろん会場内のどこかに答えがあります。