国土交通省九州地方整備局は「熊本環状連絡道路」延伸部を2025年度から新規事業化する見込みです。
熊本市街-大津いっきに整備! 「熊本環状連絡道路」延伸へ国土交通省九州地方整備局は2025年3月11日、2024年度2回目となる「社会資本整備審議会道路分科会 九州地方小委員会」を開催。
熊本市街、国道57号の渋滞(画像:九州地方整備局)。
熊本環状連絡道路は熊本市近郊を取り囲む3つのバイパスの総称で、このうち北西部をなす熊本西環状道路は、花園IC-下硯川IC間4.6kmが2017年に開通しています。この開通部を下硯川ICからさらに、九州道および中九州道(整備中)と接続する熊本北JCT(仮称)まで延伸するのが、今回の区間です。
この区間は実質的に、大津、阿蘇、大分方面へ延びる計画の中九州道の整備計画と一体に検討されてきました。沿線の菊陽町に台湾の半導体大手TSMC社の子会社「JASM」の工場が進出するなど、半導体関連企業の立地が加速し、渋滞も深刻化していることから道路整備が急がれています。
中九州道の九州道から大津ICまでの未開通部も、ここ数年であっという間に事業化されてきました。さらに熊本県などは、今回の熊本環状連絡道路の事業化区間と中九州道の大津ICまで、約22.6kmの区間において有料道路事業の導入による早期整備を要望しています。
背景には、熊本市街および近郊の深刻な渋滞があります。熊本市内の主要渋滞箇所の多さや、中心部を通るクルマの平均速度は政令市のなかで全国ワーストという状況で、特に国道3号や、大津へ通じる国道57号の速度低下が著しい(ピーク時20km/h以下)とされます。
高規格な熊本環状連絡道路と中九州道を早期に整備し、そちらへ交通を分散させることで、市街地の渋滞緩和につなげる構えです。
委員からは、「本道路の価値は道路交通だけではなく、歩行者や自転車、公共交通利用者にも及ぶ」「半導体企業等の立地が進む熊本県をさらに発展させるためにも非常に重要であり、日本の経済安全保障に貢献し、速達性・高速性・定時性の向上により、救急医療活動や観光産業の活性化の支援にもつながる」といった意見があり、早急な整備が必要とされています。

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