NAAが「B滑走路」の延伸、および新たな「C滑走路」新設に係る本格工事を、2025年5月に本格着工すると発表しました。
2028年度末には「3本体制へ」成田空港を運営するNAA(成田国際空港)が、「B滑走路」の延伸、および新たな「C滑走路」新設に係る本格工事を、2025年5月に本格着工すると発表しました。
成田空港(画像:NAA)。
この工事で、B滑走路は長さ2500mから3500mまで延伸されます。新設されるC滑走路は、長さ3500mとなる予定です。供用開始日は2029年3月末で、このことで年間発着容量は年間30万回から50万回まで拡大される見込みとのことです。
今回の本格工事の着工は用地の8割超を確保し、係る本格工事の準備が整ったためとのこと。中野大臣は必要用地確保の加速などの指示を、NAAに発出したうえ、「国土交通省としても、引き続き、成田空港会社や地元関係者の皆様と連携しながら、着実に取組を進めてまいります」とコメントしています。