京都市内の廃線高架橋に、紫色の「サンダーバード」が現れました。
「廃線発・未来行き」のレストランに京都市内の廃線高架橋に、紫色の「サンダーバード」が現れました。
高架上に設置された681系電車(画像:JR西日本)
2025年4月27日(日)から翌28日(月)にかけて、使われなくなった特急「サンダーバード」用の681系特急形電車1両が陸送されました。
車両はJR西日本の吹田総合車両所を出発し、梅小路京都西駅付近に到着。そこから吊り上げられ、廃線高架上に設置されました。
この高架橋は、2019(平成31)年の梅小路京都西駅開業に伴い廃線となった梅小路短絡線です。
「梅小路ハイライン」と呼ばれるこの廃線では、日本初の廃線高架上常設店舗「FUTURE TRAIN」の準備が進められています。
コンセプトは「廃線発・未来行き」。元「サンダーバード」の車両を「フューチャーバード」として蘇らせ、新たな食体験を提案するエンターテインメントレストランとする計画です。
ブランドプロデューサーは、アーティストの増田セバスチャン氏。FUTURE TRAINの運営は、飲食やアミューズメントホテルなどを手掛けるDDグループが担います。
FUTURE TRAINは、2025年夏頃に開業予定です。