東京から1万km近く離れたトルコ・イスタンブールのとある店舗の地下に、回転寿司とほとんど同じシステムで食べ物を流す場所が存在しました。しかも流れてくるのは、お寿司からはかけ離れたものです。
日本の回転寿司は、客席の前をベルトコンベアが回っており、そこから食べたいものを取るスタイルが特徴なのは、ほぼ全ての日本人が知っています。しかし、東京から1万km近く離れたトルコ・イスタンブールのとある店舗の地下に、回転寿司とほぼ同じシステムで食べ物を流す場所が存在しました。しかも流れてくるのは、お寿司からはかけ離れたものです。
イスタンブール市内にある「アリ・ムヒディン・ハジュ・ベキル」(乗りものニュース編集部撮影)。
その店舗で流れてくるのは、なんとお菓子です。この店舗は1777年に創業し、いまやトルコだけでなく世界でも最古の食品ブランドの一つ「アリ・ムヒディン・ハジュ・ベキル」が、イスタンブールの繁華街であるイスティクラル通りに2024年にオープンしました。
同店の1階部分は普通のお菓子ショップですが、地下にイートインコーナーがあり、そこではトルコ菓子やハードキャンディーといった菓子類のひとつひとつがお皿に載せられ、コンベアに流されています。そこから客が好きな”ネタ”を取って食べる回転寿司スタイルでお菓子を楽しめるのです。
ちなみに、オープン当時に現地メディアの報道によると、このデザートバーはトルコでは初めての施設とのことです。
なお、イスタンブールへは、ANAが2025年2月より日本の航空会社としては初の定期便を就航させています。

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