※着るタイプのアレではないです!

バイクのハンドルからボンッ!

「自動二輪車用エアバッグ」の開発を推進している豊田合成が、この装備の実車での衝突試験を自社で行いました。公開された写真では、自動車と同じように、バイクのハンドル部分周辺からエアバッグが射出する模様が確認できます。

ナニコレ! 「クルマみたいに飛び出すバイク用エアバッグ」開発...の画像はこちら >>

走行するバイクのイメージ(画像:写真AC)。

 この「自動二輪車用エアバッグ」は、同社が動車(四輪車)向けに培ってきたセーフティシステムの技術を活かしたもので、自動二輪車の限られたスペースにも搭載可能で保護性能の高いエアバッグの開発を行っているといいます。今回は自動二輪車の正面衝突時のエアバッグの開き方や乗員の身体の受け止め方を検証。今後は実際の環境下での試験やシミュレーション技術を活用し、四輪車の衝突事故とは異なる状況での乗員保護の課題解決に向けて継続的に開発を進めていきます。

 同社によると、グローバルでは自動二輪車などの事故で年間 約36万人が亡くなっているとのこと。自動二輪車用エアバッグ」はその乗員保護のため、早期の市場投入を目指しているといいます。

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